2025.08.07

B2福岡の井手拓実が「悪性腫瘍(がん)」確認により療養…手術は終了し、競技復帰に向け治療中

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 8月7日、ライジングゼファー福岡井手拓実の病気療養を発表した。

 発表によると、7月29日に井手からチームに体調不良の申し出があり、精密検査により体内に悪性腫瘍(がん)が確認されたという。8月6日には無事に手術が終了し、現在は競技復帰に向けて治療を開始している。なお、競技復帰時期は未定とされている。また、診断内容の詳細については、選手本人および家族の意向により公表を控えるとのこと。

 福岡県出身で現在25歳の同選手は、174センチ68キロのポイントガード。福岡第一高校、日本体育大学を経て、2021年に広島ドラゴンフライズに入団すると、大阪エヴェッサ、アースフレンズ東京Zでもプレー。今夏に地元のチームである福岡に加入したばかりだった。

 今回の発表に際し、井手はクラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。

「リリースにありました通り、精密検査の結果、「がん」と診断されました。今回の結果を受け、改めて、命の尊さ、そして、バスケットができる幸せを身に染みて感じることができました。それと同時に沢山の人に支えられて生きているんだと実感しました。
 必ず癌に勝って、強くなってコートに戻ってきます。引き続きライジングゼファーフクオカと、井手拓実の応援をよろしくお願いいたします」

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