2025.03.15

琉球ゴールデンキングスが天皇杯初優勝! アルバルク東京とのロースコアゲームを制して“3度目の正直”

天皇杯初優勝を飾った琉球 [写真]=古川剛伊
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 3月15日に国立代々木競技場 第一体育館で「第100回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」ファイナルが行われ、アルバルク東京琉球ゴールデンキングスが対戦した。

 13年ぶり3回目の天皇杯優勝を目指すA東京はテーブス海小酒部泰暉レオナルド・メインデルライアン・ロシターセバスチャン・サイズが先発に名を連ねた。

 3大会連続で決勝に駒を進め、天皇杯初優勝がかかる琉球は岸本隆一小野寺祥太ヴィック・ローアレックス・カークジャック・クーリーがスターティングファイブを務めた。

 静かな立ち上がりとなった第1クォーターは、5-6で迎えた残り4分56秒にカークが試合最初の3ポイントシュートを成功。ショットがなかなか決まらないA東京に対し、カークとクーリーがインサイドを支配すれば、ベンチから出場した脇真大も得点を挙げてリードを奪った。

 10-15で迎えた第2クォーターは安藤周人が2本の3ポイントを沈めると、司令塔のテーブスを起点にロシターとサイズが得点を挙げ、A東京が残り3分47秒に22-21と逆転した。試合をひっくり返された琉球だったが、ケヴェ・アルマ脇真大、クーリーが連続得点をマークすると、岸本が激しいディフェンスで相手のアンスポーツマンファウルを誘発。再び勢いづき、24-31とロースコアで試合を折り返した。

ベンチから出場してチームを支えた平良彰吾 [写真]=古川剛伊

 第3クォーターはクーリー、カークの得点で始まり、A東京が開始1分10秒にたまらずタイムアウト。ロシターとテーブスの連続得点で悪い流れを止めると、メインデルが初得点を3ポイントで決めた。岸本が不在の時間帯に1点差まで詰め寄られた琉球は、平良彰吾とアルマが連続で得点を挙げると、ローが終了間際に3ポイント。36-46とリードを2ケタに広げた。

 第4クォーターは3ポイントの入れ合いとなり、残り3分43秒の時点で45-53。追いかけるA東京はサイズ、テーブスの連続得点で、同1分50秒の時点で4点差まで詰め寄った。

 同1分26秒に小野寺祥太が3ポイントを決めれば、同46秒に岸本が9点差に戻す貴重なレイアップ。そのまま逃げきった琉球が最終スコア49-60で勝利を収め、悲願の天皇杯初優勝を飾った。

■試合結果
アルバルク東京 49-60 琉球ゴールデンキングス
東京|10|14|12|13|=49
琉球|15|16|15|14|=60

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