2019.04.19

【連載】2019年注目選手に迫る vol.2-3 平下愛佳が紹介する桜花学園のイチオシプレーヤー

キャプテンの平下(中央)に今年の注目選手を紹介してもらった[写真]=長尾里絵
取材歴15年目でミニバス、中学、高校、大学、トップリーグに日本代表と様々なカテゴリーをカバー。現場の“熱”を伝えるべく活動中。

今年度は2年ぶりの高校タイトル3冠獲得を目指す桜花学園高校。今年はいったいどんなチームになるのか。ここでは、主力を務める4選手をキャプテンの平下愛佳に紹介してもらった。

文=田島早苗
写真=長尾里絵、田島早苗

「コート内外で頼りになる“お父さん”的存在」岡本美優

昨年のインターハイからスターターを担い、そのインターハイでは、大接戦となった昭和学院高校(千葉県)との2回戦で決勝点を挙げるなど、優勝に大きく貢献。体の強さを活かしたインサイドプレーだけでなくミドルシュートも得意とするなど得点パターンは豊富だ。

平下 いつもチームの流れが悪い時など、大事なところでシュートを決めるのがトア(岡本のコートネーム)です。ポジションはセンターだけれど、ミドルシュートやドライブなどもできるので、(相手ディフェンスとの)スピードのミスマッチを多く作って攻めてくれます。試合ではいつも助けてもらっているし、昨年から一緒に試合にも出ているので、同じ学年ということもあってすごく頼りにしている存在です。コート外でも3年生の中ではしっかりしている方なので、みんなからは、『お父さん』と呼ばれています(笑)。でも、それは本当にしっかり者だから。オフの日などは、一緒に日帰り温泉に行きます。

「ムードを高める急成長中の走れるセンター」田中平和

アグレッシブなプレーを見せるセンターで身体能力を活かしたリバウンドが特長。インサイド陣のバックアップを務め、まだまだ粗削りなところもあるが、成長著しいプレーヤーの1人である。

平下 1年間、ルームメートでした。3年生の中でもムードメーカーで、すごくみんなの雰囲気を楽しくしてくれます。ただ、ちょっと集中力が切れたりすることがあるので(笑)、そういう時は「切らさないように」と私から声を掛けるようにしています。リバウンドがとても強い選手ですね。入学した時より走るようになったと思うし、それは本人も自覚しているようで、最近は速攻にもかなり絡んでくれます。

「ルーキーイヤーから先発を勝ち取った攻撃型PG」江村優有

中学時代は巧みな1対1から得点を奪うなど、ジュニアオールスターでは2年連続で長崎県代表を準優勝に導いたガードプレーヤー。得点能力に優れ、桜花学園でもルーキーイヤーからスターターの座を奪取した。2年生となった現在は、ゲームコントロールなど司令塔として日々勉強中。

平下 司令塔として昨年から試合に出ているので、チームのガード選手の中では、経験値は一番高いと思います。それだけに(井上眞一)先生からの要求が高いのですが、それは、それだけ期待されている証拠。「成長してもらいたい」ということなので、コート上ではもっと声を出して頑張ってほしい。それと、シュートもすごく入るので、もっともっとシュートを打ってもいいと思っています。あとは個人技がすごい! 私はそんなに技を使わないタイプなので、テクニックで相手を抜くところなどはすごいなと思います。普段は真面目な性格です。

「無限の可能性を秘めるもう1人の得点源」オコンクウォ・スーザン・アマカ

桜花学園に入学後、基本の動きから着実にスキルを習得していくと、優勝した昨年のインターハイで覚醒。リバウンドや得点面での働きが光り、1年生ながらラッキーガールとなった。新チームでも得点源の1人としてさらなる活躍が期待される。

平下 新チームの中で一番点が取れるし、背も一番大きいので、どうしてもアマカに頼ってしまうところがあります。でも、その状況でもアマカは点を決めてくれるので本当に頼もしいです。最初、入学した時は(基本の動きがあまり身に付いていなかったため)「大丈夫かな?」と思うような感じでしたが、最近はピボットもしっかりできるようになったし、体も強くなって、面の取り方も上手くなっています。技術など全ての面で上手くなっていると感じます。性格は明るくて、みんなに話しかけるフレンドリーなタイプです。

次回のテーマは「チームメートが証言!? 平下愛佳って実はこんな人!」

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