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12月29日、東京体育館にて「SoftBank ウインターカップ2020 令和2年度 第73回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が開催。男子決勝、東山高校高校(京都府)対仙台大学附属明成高校(ブロック推薦/宮城県)が行われた。
試合開始直後、東山は仙台大明成が繰り出したゾーンディフェンスを攻めあぐね2-9とリードを奪われる。東山はここでタイムアウトを請求、立て直しを図った。その後、次第に東山の攻撃にリズムが生まれていく。米須玲音から西部秀馬への“タッチダウンパス”が決まるなどして追撃。第1クォーターを20-20とタイに戻した。
勢いをつかんだ東山は第2クォーター、中川泰志の3ポイントシュートでついに逆転。その後もムトンボ・ジャン・ピエールのインサイドを中心に着実に加点。リードを広げていった。第3クォーター、シュートがなかなか決まらない仙台大明成に対して、東山は米須がゲームをコントロール。ジャン・ピエール、中川、西部がバランスよく攻めて、最終クォーターに入っていった。
第4クォーター、逆転を狙う仙台大明成はオールコートのゾーンプレスを仕掛けて、ディフェンスのプレッシャーを高める。すると残り3分44秒、仙台大明成の山内ジャヘル琉人がパスカットから速攻を決めて62-62の同点に。その後は一進一退の展開となるが、残り時間5秒、自身のシュートのリバウンドを取った山﨑一渉がシュートを決めて72-70とリードを奪った。直後、同点を狙った東山のシュートを山内ジャヘル琉人がブロックショット。最後まで勝敗の行方の分からない一戦は、仙台大明成が72-70と東山を破り、3年ぶり6回目の優勝を果たした。
■試合結果
東山 70-72 仙台大学附属明成
東山|20|20|15|15|=70
仙台大学附属明成|20|6|16|30|=72
※スコアはすべて速報値