2022.01.01

今大会の1試合個人得点ランキングは? 冬の祭典で輝いた“点取り屋”たち/ウインターカップ2021男子

大会ベスト5にも選出された帝京長岡のコネ ボウゴウジィ ディット ハメード[写真提供]=日本バスケットボール協会
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 高校バスケットの冬の祭典「SoftBankウインターカップ2021 令和3年度第74回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が、2021年12月23日から29日の期間に開催された。

 藤井祐眞川崎ブレイブサンダース)が藤枝明誠高校2年時に記録した、「79得点」という1試合個人最多得点記録は今大会も破られることはなかったが、全国から集まった各チームが誇る“点取り屋”たちは、それぞれ抜群のインパクトを残した。本稿では、ウインターカップ2021の男子1回戦から決勝までにおける個人の得点ランキングを以下にまとめてみた。

■ウインターカップ2021男子 1試合個人得点ランキング
第1位:55得点 コネ ボウゴウジィ ディット ハメード(帝京長岡高校/2回戦・白樺学園高校戦)
第2位:47得点 佐々木璃玖人(松江西高校/1回戦・富田高校戦)
第3位:43得点 ジョべ モハメド(高知中央高校/1回戦・北越高校戦)
第4位:42得点 モンガ バンザ ジョエル(別府溝部学園高校/2回戦・県立宇都宮工業高校戦)
第5位:41得点 舘山由青(白樺学園高校/2回戦・帝京長岡高校戦)
第6位:40得点 髙木涼(桐生第一高校/2回戦・西海学園高校戦)、モーヌ チソン フランクリン(福島東稜高校/3回戦・前橋育英高校戦)
第8位:38得点 髙橋裕心(県立能代科学技術高校/1回戦・桜丘高校戦)、38得点 岩下准平(福岡大学附属大濠高校/準決勝・仙台大学附属明成高校戦)
第10位:37得点 久岡賢太郎(前橋育英高校/2回戦・東山高校戦)

 1位に輝いたのは、帝京長岡高校のコネ ボウゴウジィ ディット ハメード。出場全試合でダブルダブルを達成するなど、インサイドで圧倒的な存在感を放った同選手は、大会初戦となる白樺学園高校戦で55得点24リバウンドと圧倒的なパフォーマンスを見せた。2位には松江西高校の佐々木璃玖人がランクイン。1回戦で47得点を記録し、双子の兄弟である那旺人も同試合で27得点を挙げている。

 大会序盤の試合で大量得点を記録する選手が多いなか、岩下准平(福岡大学附属大濠高校)は前回大会王者である仙台大学附属明成高校との準決勝で3ポイント9本を含む38得点をマーク。さらに同試合で15リバウンドを記録し、ダブルダブルの活躍で決勝進出の原動力となった。

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