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高校バスケットの冬の祭典「SoftBankウインターカップ2021 令和3年度第74回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が、2021年12月23日から29日の期間に開催された。
福岡大学附属大濠高校(福岡県)が帝京長岡高校(新潟県)との激戦を制し、28年ぶり3回目の優勝を果たした今大会。全国から集まった点取り屋はもちろんのこと、それをアシストする“演出家”たちも活躍が光ったため、本稿ではウインターカップ2021の男子1回戦から決勝までのアシストランキングをまとめた。
■ウインターカップ2021男子 1試合個人アシストランキング
第1位:15アシスト 山崎紀人(仙台大学附属明成高校/3回戦・西海学園高校戦)
第2位:14アシスト 高橋快成(富田高校/1回戦・松江西高校戦)、宮内柊人(土浦日本大学高校/1回戦・九州学院高校戦)
第4位:11アシスト 轟琉維(福岡第一高校/準々決勝・福島東稜高校戦)
第5位:10アシスト 高橋快成(富田高校/2回戦・明徳義塾高校戦)、福野遥河(金沢高校/3回戦・富田高校戦)
第7位:9アシスト 髙橋洸成(県立一関工業高校/1回戦・尽誠学園高校戦)、髙橋裕心(県立能代科学技術高校/1回戦・桜丘高校戦)、堀陽稀(東山高校/1回戦・國學院大學久我山高校戦)、福野遥河(金沢高校/2回戦・尽誠学園高校戦)、佐藤永遠(前橋育英高校/3回戦・福島東稜高校戦)
1位に輝いたのは、仙台大学附属明成高校の山崎紀人。3回戦の西海学園高校(長崎県)戦で15アシストを記録し、116-33の大勝に大きく貢献すると、準々決勝の金沢高校(石川県)戦や準決勝の福大大濠戦でも的確なパスで得点を演出し、チームの3位入賞に貢献した。2位には富田高校(岐阜県)の高橋快成と、土浦日本大学高校(茨城県)の宮内柊人がランクイン。高橋は松江西高校(島根県)戦で14アシスト、明徳義塾高校(高知県)戦で10アシストと2ケタアシストを2度マークした。
大会序盤に複数アシストを記録する選手が多い中、福岡第一高校の轟琉維は準々決勝の福島東稜高校(福島県)戦で11アシストをマーク。轟はこの試合でチームトップとなる27得点を記録し、ダブルダブルと大車輪の活躍を見せた。