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桜花学園は前半のリードを守りきりベスト8進出[写真]=伊藤大允
7月27日、「令和5年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」の女子3回戦が北海道札幌市の北海きたえーるで行われ、桜花学園高校(愛知)が64-58で慶誠高校(熊本)に勝利した。
2年ぶりの優勝を目指す桜花学園は、序盤からリードこそ奪うものの、長身留学生・ロー ジョバを中心とした試合運びを見せる慶誠を突き放せない展開。第3クォーターにはスターターの松本加恋が負傷交代し、追い上げられる場面もあった。52-42と10点リードで突入した第4クォーターも我慢の時間帯が続いたが、随所に球際の粘り強さを見せリードを死守。最後は64-58で逃げ切り、ベスト8進出を決めた。
慶誠はローが3ポイント3本を含む33得点25リバウンド4スティールと奮闘したものの3回戦敗退。桜花学園はキャプテンの田中こころが23得点5スティールと攻守にチームを支えた。
桜花学園の次戦は28日の準々決勝・第1試合(北海きたえーる)、千葉経済大学附属高校(千葉県)とベスト4切符をかけて対戦する。
■ インターハイ2023・女子3回戦
<北海きたえーる Cコート第1試合>
慶誠(熊本) - 桜花学園(愛知)
慶誠|15|11|16|16|=58
桜花|22|19|11|12|=64