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「U18日清食品トップリーグ2024」が9月7日、アリーナ立川立飛(東京都)で開幕。今回で3回目を迎える全国のトップチームによる戦いの火蓋が切られた。開幕日の第4試合には福岡大学附属大濠高校と福岡第一高校の福岡県勢が登場。高校バスケ界を代表するチーム同士の対戦に、多くのファンが会場に足を運んだ。
現在、ヨルダンのアンマンで開催されている「FIBA U18アジアカップ2024」に片峯聡太コーチ、渡邉玲音、髙田将吾を送り出している福大大濠だが、ティップオフ直後に0−8のランを許し、いきなりビハインドを追う展開に。その後、互いにメンバーチェンジを繰り返す中、吉岡陽の3ポイントなどで食い下がると見竹怜がジャンプシュートを沈め、16−13とリードを奪う。
第2クォーターに入ると、リードチェンジを繰り返す一進一退の展開に。インサイドの要である渡邉を欠く中、サントス マノエルハジメが福岡第一のシー ムサらに対抗。ゴール下で奮戦した。しかし、後半に入ると福岡第一の速い攻撃に手を焼き、第3クォーターは14−23とされ、リードを奪われた。
48−54と6点ビハインドで迎えた第4クォーター、諦めない福大大濠が同点に追いつくと、残り5分7秒、湧川颯斗の3ポイントで抜け出し、さらに吉岡が速攻で続き63−58と逆にリードを広げた。その後、福岡第一の八田滉仁のドライブ、宇田ザイオンの3ポイントで追い上げられるが、相手のミスもあり最後は福大大濠が粘りきり、75−72で勝利。U18日清食品トップリーグの開幕戦を制した。
■試合結果
福岡第一高校 72-75 福岡大学附属大濠高校
福岡第一|13|18|23|18|=72
福大大濠|16|18|14|27|=75