2019.08.13

PGとして課題を残した田中大貴「もっと自分がボールを運べるようにしたい」

本職とは異なるポイントガードのポジションでもプレーした田中大貴 [写真]=Yasushi KOBAYASHI
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 8月12日に千葉ポートアリーナで「バスケットボール日本代表国際試合 International Basketball Games 2019」が行われ、男子日本代表がニュージーランド代表を99-89で下した。

「ピック&ロールからの得点、中にアタックすることもでき、そこからいいパスを出せる」と自身のプレースタイルを分析した田中大貴アルバルク東京)は、約26分の出場で9得点3リバウンド5アシストの活躍。ただ、本職とは異なるポイントガードのポジションでもプレーし、ボール運びに課題を残したという。

「ポイントガードとしての課題は、ハーフコートに入る前にあると思っていて。ボールにプレッシャーを掛けてくる相手に対して、スムーズに(ボールを)運ぶことは今までやっていなく、(八村)塁(ワシントン・ウィザーズ)や(馬場)雄大(A東京)に頼りすぎたかなと。もっとしっかり自分がボールを運べるようにしたいし、その中でいいコールをすることが大事になると思っている」

 続けて「ポイントガードという考えでやっていない」と明かしたが、「まだ慣れていない部分がある」と、シューティングガードやスモールフォワードでプレーする時との違いも感じているようだ。最後に、3つにとどまったリバウンドを課題に挙げ、「ポイントガードをやっている時はリバウンドの本数をこだわっていきたい」と意欲を見せた。

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