2021.06.26
男子日本代表は25日、岩手県の奥州市総合体育館(Zアリーナ)にて行われたイラン代表との国際強化試合2戦目に臨んだ。
第1戦となる23日の国際強化試合 2021(宮城大会)では、85-57と28点差を付けて勝利した日本。この試合は、ギャビン・エドワーズ(千葉ジェッツ)の21得点をはじめ、比江島慎(宇都宮ブレックス)、安藤周人(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、金丸晃輔(シーホース三河)ら4名が2ケタ得点を挙げた。
迎えた第2戦、スターティング5は田中大貴(アルバルク東京)、比江島慎(宇都宮ブレックス)、張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、ギャビン・エドワーズ(千葉ジェッツ)、シェーファーアヴィ幸樹(シーホース三河)という顔ぶれとなった。
試合開始、日本はエドワーズのシュートで先制点を挙げる。その後は互いに一歩も引かず、点を取られたら取り返す展開となったが、高さで優位に立つイランが徐々に引き離す。外角シュートが適時に決まったイランの前に日本は12-19と7点ビハインドで第1クォーターを終えた。
辻直人(川崎ブレイブサンダース)のシュートが早々に決まった第2クォーター。ここから波に乗りたい日本だったが、自らのミスから相手に速攻を許すなど点差を広げられてしまう。それでも中盤からはエドワーズがシュートをねじ込み、田中も積極的な攻めを見せる。一時は13点付いた差を3点に詰めて(30-33)、前半を終えた。
比江島、渡邉飛勇(カリフォルニア大学デービス校大学院1年)らの得点で幸先よく後半のスタートを切った日本。田中の得点やライアン・ロシター(宇都宮ブレックス)の足を使ったディフェンスなど随所に好プレーを見せる。中盤にはベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)の連続得点もあり、残り約3分のところでイランを捉えた。
しかし、一時は逆転に成功した日本だったが、終盤にイランに得点を許し、第3クォーターは48-50で終える。
第3クォーター同様に比江島の得点から始まった第4クォーター、安藤周人のダンクシュートや3ポイントシュートが決まると、シェーファーアヴィが3ポイントシュートで続く。だが、この試合9本の3ポイントシュートを沈めたイランがインサイドとアウトサイドでバランス良く得点し、僅かにリードする。
日本は一試合を通して激しいディフェンスで相手を苦しめたものの、第4クォーター終盤には合わせのプレーからイランにシュートを決められてしまい、最後は67-72と競り負けた。
敗れはしたものの、日本はエドワーズ(18得点)、安藤周人(13得点)が第1戦に続いて2ケタ得点をマーク。田中も12得点と気を吐いた。この試合を終えて対戦成績は1勝1敗。イランとの最終戦となる第3戦は6月27日に岩手にて行われる。
■試合結果
日本 67-72 イラン(@奥州市総合体育館[Zアリーナ])
日 本|12|18|18|19|=67
イラン|19|14|17|22|=72
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