2021.07.19
7月18日、「Softbankカップ2021 バスケットボール男子日本代表国際強化試合」がサイデン化学アリーナ(さいたま市記念総合体育館)にて行われ、FIBAランキング42位の男子日本代表が同7位のフランス代表と対戦した。
16日のベルギー戦では87−59と快勝を収めた日本代表、この日は八村塁(ワシントン・ウィザーズ)、渡邊雄太(トロント・ラプターズ)、馬場雄大(メルボルン・ユナイテッド)、ギャビン・エドワーズ(千葉ジェッツ)、田中大貴(アルバルク東京)が先発に名を連ねた。
ティップオフ直後、フランスはエバン・フォーニエのレイアップで先制するも、すかさず日本は八村のジャンパーで同点、さらに渡邊の3ポイントシュートも決まり互角のスタート。その後、フランス、ルディ・ゴベアのゴール下で連続得点を許した日本だが、馬場の速攻、八村のゴール下でのバスカンが決まりはまされない。さらに八村、渡邊が得点を重ね、18−14と4点リードで最初の10分間を終える。
第2クォーター、日本はさらに勢いに乗る。田中、八村が立て続けにシュートを決めて25−17とし、開始1分22秒、フランスはたまらずタイムアウトを請求。その後、富樫勇樹(千葉)からエドワーズ、馬場へのパスが決まり、アーリーオフェンスを演出。日本はディフェンスからの流れをつかみ、フランスからリードを奪っていった。前半を46−30と16点をリードして後半に入り返した。
第3クォーター、反撃に出るフランスは八村を撤退マークし、ボールを入れさせない。さらにフォーニエ、ニコラ・バティウム、ゴベアを中心に攻め立てる。フリオ・ラマスヘッドコーチは残り5分19秒、52−44とされたところでタイムアウトを取り、立て直しを図る。その後、2−3のゾーンディフェンスなどを敷き攻撃を止めようとするが、フランスの勢いを止められない。終盤、ティモテー・ルワウ=キャバロに3ポイントを決められ、このクォーターを15-28とし、最終クォーターへ。
勝負のかかった最後の10分、比江島慎(宇都宮ブレックス)が3ポイントを決めると、さらにファウルを受けながらも3ポイントを沈め、ボーナススローも入れて4点プレーとし、リードを2ケタに戻す。それでもフランスは早いパース回しからチャンスをうかがい、効率よくシュート決めて点差を詰めていく。さらに残り4分58秒、グーション・ヤブセレが3ポイントを決めて71−72と1点差に。しかし、日本は渡邊、馬場が得点してリードを渡さない。結局、81−75で日本が勝利。オリンピック前の強化試合の最終戦に勝利した。
日本は八村が19得点7リバウンド、渡邊が18得点9リバウンドと躍動。さらに比江島が3ポイント2本を含む15得点をマークした。
■試合結果
日本 81-75 フランス
日 本|18|28|15|20|=81
フランス|14|16|28|17|=75
2021.07.19
2021.07.19
2021.07.18
2021.07.17
2021.07.17
2021.07.16