2021.07.17

八村・馬場合流後の初戦に快勝も…エドワーズは「チームケミストリーを構築していくことが大事」

「チームケミストリーを構築することが大事」と現状を語ったギャビン・エドワーズ[写真]=加藤誠夫
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 7月16日(金)、「日本生命カップ2021 バスケットボール男子日本代表国際強化試合」がサイデン化学アリーナ(さいたま市記念総合体育館)で行われた。東京オリンピック代表内定選手12名が初めてそろった日本代表は、立ち上がりから試合を優位に進め、圧巻の攻撃力で終始リードを譲らず87-59で勝利。八村塁(ワシントン・ウィザーズ)、馬場雄大(メルボルン・ユナイテッド)を欠いたなかで行われた前回のベルギー戦では惜敗したが、今回はうってかわって快勝となった。

 試合後にインタビューに応じたギャビン・エドワーズ千葉ジェッツ)は「前回ベルギーと対戦したときよりもいくつか改善されていた点があったと感じます。フィジカル面では相手とより戦うことができていましたし、リバウンドのところでも、今日のほうが戦えていました」と試合を総括。一方で「これから当たるチームは、その分野ではさらにレベルの高い相手が待っているので、引き続きそこを意識していきたいと思います」と勝ってなお気は緩んでいない。

 次いで、八村や馬場の合流には「合流してからすごく短い期間なので、1日1日チームケミストリーを構築していくことが大事だと思います」と現状を説明。また、「塁はスキルがとてつもなくある選手なので、そういう選手がチームやコートにいるだけで自信になると感じています」と、八村が代表合流時の会見で「チームに『自信』をもたらしたい」と語っていたことにも触れた。

 プレー面でも、八村には「彼がいることでよりスペースが広くなった」と語り、馬場には「速い展開が得意だと感じていますので、速攻の場面ではいいケミストリーがこれからも期待できると思います」と、2人の加入が大きな戦力になっていることをうかがわせるコメントを残した。

 また、男子日本代表は7月18日(日)に、2020-2021シーズンのNBA最優秀守備選手賞を受賞したルディ・ゴベア(ユタ・ジャズ)を擁するフランス代表との対戦が予定されている。

 ゴベアとのマッチアップが予想されるエドワーズは「そういう選手と当たるときは、事前にイメージをもって戦うことは大事だと思います。いつも打てるシュートが、そういう選手相手だと打てなくなることもあるので、そこはしっかりと準備したいと思います」と入念な準備を行うことを示唆。また、「自分にアドバンテージがあるとしたら、クイックネスのところだと思う」と、格上の相手と戦うなかでのストロングポイントを語った。

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