2022.02.09

東海大の18歳、金近廉が代表候補合宿に参加「悔いの残らないよう自分のプレーをしたい」

オンライン会見で意気込みを語った金近
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 男子日本代表の候補合宿に参加中の金近廉(東海大学)が8日、オンライン会見に応じた。

 現在東海大1年の同選手は、196センチ84キロのスモールフォワード。昨年12月に行われた第73回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)では、ルーキーながら全5試合に出場し、28得点に加えチームトップとなる5ブロックを記録した注目株だ。

 今回自身初となる代表候補入りした金近。初参加ということもあって「緊張もある」というが、「ほとんどがBリーグの選手なので、今の自分がどこまでプレーできるのかが分かるいい機会でもあります。トムさんとも初めてお会いさせていただいて、これからの代表がどうなっていくのかを今の時点で知れるのはすごく貴重な経験だと思うので、悔いの残らないように自分のプレーをしたいと思います」と意気込み十分だ。

 ホーバスHCの展開するバスケットについては「ファイブアウトはあまりちゃんとした経験がなく、初めてなので慣れない部分もある」と目下吸収中。「すぐにどういう展開で試合を運んでいくかを理解し、自分の役割を理解してアジャストできたらなと思っています」

 金近は昨年夏に行われた「FIBA U19ワールドカップ」に出場。0勝7敗で全16チーム中最下位と悔しい思いをした。大学入学前までは「Bリーグで活躍することが一つの目標」だったというが、ワールドカップでの経験を経て考えが大きく変わったと話す。

「世界の選手たちと戦うことは普通では経験できない。(W杯を終えてから)自分の目標はBリーグで活躍することはもちろん、A代表に入ってワールドカップやオリンピックに絡んでいきたいと思うようになりました」。

 弱冠18歳ながら代表に抜擢され、貴重な経験を積んでいる金近。「(合宿は)まだ前半ですけど、今回来てよかったなと思っています。後半は本格的な練習が始まると思うので、しっかり頑張っていきたい」とさらなる成長を見据えた。

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