2022.11.19
男子日本代表の候補合宿に参加している前田怜緒(信州ブレイブウォリアーズ)が8日、オンライン会見に応じた。
今シーズンから信州でプレーする前田は、現在24歳のシューティングガード。滋賀レイクスターズでプレーした2020-21シーズンは平均4.8得点だったが、今シーズンはおよそ2倍の同9.2得点をマーク。出場した全31試合で先発を務めており、信州での活躍が認められて代表候補に抜擢された。本人も「初ということで本当にうれしく思います。自分自身のプレーをまだ(トム)ホーバスさんに見せられてないので、数少ない練習の中で自分がどういうプレーができるのかアピールしたいと思います」と意気軒昂だ。
代表合宿では、「ディフェンスの部分をすごく勉強したいと思っています。Bリーグでも外国籍のガード選手など、エースの選手とマッチアップすることが多いので、そういうところで何か学べたらなと思います」と語る前田。ホーバスHCが展開するバスケットのスタイルについても「ディフェンスで前から激しく当たるスタイル」と感じており、得意とするディフェンス面でアピールする狙いだ。
初の代表候補入りを果たし、大きな経験を積んでいる前田は「性格的には積極的ではないというか、人見知りですし、自分からバスケットでアピールすることがあまり得意ではない」と謙遜しつつ、「だけど自分の持ち味は存分に出せたら、いい結果につながると思うので頑張りたいと思います」と力強くコメント。信州が誇る若き三銃士の一人が、代表での飛躍を誓った。
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