2022.11.01

日本代表13名、Bリーグでの3ポイント成功率ランク…1位は新天地で躍動する大型PG

ここまで40.7パーセントの高確率で3ポイントを沈めているテーブス[写真]=B.LEAGUE
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「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window5に向けた日本代表活動が行われるため、B1は10月26日に開催された第5節をもって一時中断した。日本代表直前合宿に招集された13名は、各チームが9試合を消化したB1でどのような成績を残したのか。選手たちの第5節終了時点におけるスタッツを紹介する。今回は3ポイントシュート成功率を見ていこう。

 1位には40.7パーセントの成功率をマークしたテーブス海滋賀レイクス)が輝いた。8日の新潟アルビレックスBB戦で6本の3ポイントを含む25得点と躍動すると、その後は3試合連続で3本の3ポイントを成功。第5節終了時点で計22本の長距離砲を沈めており、成功率だけでなく成功本数でも1位となっている。新天地で本領を発揮しているテーブスは、日本代表でもさらなる飛躍が期待される。

 2位には38.5パーセントの成功率を記録した比江島慎宇都宮ブレックス)がランクイン。アテンプトは39本とトップ3の中では最も少ないが、そのうちの15本を沈めて見せた。それでも、昨シーズンは42.0パーセント(193本中81本成功)を記録しており、今後はさらに確率を上げていくことも考えられる。

 成功率36.2パーセントの須田侑太郎名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)は3位となった。日本代表で結果を残したことにより、今シーズンは3ポイントのアテンプトが増加。昨シーズンは41試合で133本だったのに対し、今シーズンは9試合ですでに58本を放っている。さらに、成功率も昨シーズンの29.3パーセントから上げてきており、生粋のアウトサイドシューターとしてステップアップしている最中だ。

 4位にはビッグマンながら35.7パーセントを記録したシェーファーアヴィ幸樹シーホース三河)がランクイン。さらに、本数こそ少ないが、吉井裕鷹アルバルク東京)は33.3パーセントをマークして5位となった。また、12位と13位には河村勇輝横浜ビー・コルセアーズ)とアキ・チェンバース群馬クレインサンダーズ)が名を連ねた。両者ともに昨シーズンから成功率を大きく落としており、今回の代表合宿を復調のきっかけとしたい。

 Window5に向けて招集された日本代表選手のB1第5節終了時点における3ポイントシュート成功率は以下のとおり。

■3ポイントシュート成功率(B1第5節終了時点)
1位:テーブス海滋賀レイクス)40.7パーセント(54本中22本成功)
2位:比江島慎宇都宮ブレックス)38.5パーセント(39本中15本成功)
3位:須田侑太郎名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)36.2パーセント(58本中21本成功)
4位:シェーファーアヴィ幸樹シーホース三河)35.7パーセント(28本中10本成功)
5位:吉井裕鷹アルバルク東京)33.3パーセント(6本中2本成功)
6位:張本天傑名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)32.0パーセント(25本中8本成功)
7位:富樫勇樹千葉ジェッツ)30.4パーセント(56本中17本成功)
8位:井上宗一郎サンロッカーズ渋谷)28.6パーセント(7本中2本成功)
9位:西田優大シーホース三河)27.8パーセント(36本中10本成功)
10位:コー・フリッピン琉球ゴールデンキングス)26.7パーセント(15本中4本成功)
11位:エヴァンスルークファイティングイーグルス名古屋)25.8パーセント(31本中8本成功)
12位:河村勇輝横浜ビー・コルセアーズ)23.3パーセント(43本中10本成功)
13位:アキ・チェンバース群馬クレインサンダーズ)22.7パーセント(44本中10本成功)

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