2022.10.30
「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window5に向けた日本代表活動が行われるため、B1は10月26日に開催された第5節をもって一時中断した。日本代表直前合宿に招集された13名は、各チームが9試合を消化したB1でどのような成績を残したのか。今回は選手たちの第5節終了時点におけるスタッツを紹介する。まずは1試合平均出場期間から見ていこう。
ファイティングイーグルス名古屋の開幕5連勝に貢献したエヴァンスルークが最も長い1試合平均33分31秒の出場。B1全体を見ても安藤誓哉(島根スサノオマジック)、チェハーレス・タプスコット(茨城ロボッツ)、ペリン・ビュフォード(島根)、ロスコ・アレン(新潟アルビレックスBB)に次ぐ5位の数字で、日本代表でも唯一の帰化選手として長い時間をプレーすることが予想される。
2位は同29分52秒のテーブス海(滋賀レイクス)。新天地に移籍した今シーズンは、昨シーズンと比べて約10分ほどプレータイムが増え、同時に得点やアシストなどの数字も軒並み増えた。開幕から先発を任される3位の河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)は同28分28秒の出場時間。4位に同28分3秒の富樫勇樹(千葉ジェッツ)と、ポイントガードを本職とする司令塔が続いた。
須田侑太郎は同22分1秒、張本天傑(ともに名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)は16分15秒とプレータイムが限られるが、7勝2敗で西地区2位のチームをけん引する。一方、開幕前の日本代表活動で飛躍を遂げた吉井裕鷹(アルバルク東京)と井上宗一郎(サンロッカーズ渋谷)は所属チームに戻ると、プレータイムが激減。日本代表と所属チームでは与えられる役割が異なるが、若手2人の“試合勘”が懸念される。
Window5に向けて招集された日本代表選手のB1第5節終了時点における1試合平均出場時間は以下のとおり。
■1試合平均出場時間(B1第5節終了時点)
1位:エヴァンスルーク(ファイティングイーグルス名古屋)33分31秒
2位:テーブス海(滋賀レイクス)29分52秒
3位:河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)28分28秒
4位:富樫勇樹(千葉ジェッツ)28分3秒
5位:比江島慎(宇都宮ブレックス)26分21秒
6位:アキ・チェンバース(群馬クレインサンダーズ)26分1秒
7位:西田優大(シーホース三河)24分3秒
8位:シェーファーアヴィ幸樹(シーホース三河)23分38秒
9位:須田侑太郎(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)22分1秒
10位:コー・フリッピン(琉球ゴールデンキングス)17分12秒
11位:張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)16分15秒
12位:吉井裕鷹(アルバルク東京)6分30秒
13位:井上宗一郎(サンロッカーズ渋谷)6分5秒
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