2023.07.02

ジェイコブス晶が20得点もU19日本代表がセルビアに敗戦…W杯最終日はカナダと激突

20得点5リバウンドと奮闘したジェイコブス[写真]=fiba.com
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 7月1日、ハンガリーのデブレツェンで「FIBA U19バスケットボール ワールドカップ2023」の5-8位決定戦が行われ、U19男子日本代表がU19セルビア代表と対戦した。

 試合開始から0-8のランを作られ、セルビアにリードを奪われた日本。それでも、ジェイコブス晶(NBAグローバルアカデミー)が3本の3ポイントシュートを含む11得点を挙げると、川島悠翔(NBAグローバルアカデミー)も5得点を奪い、16-24で第1クォーターを終えた。

 続く第2クォーター、序盤に2ケタのビハインドを背負うが、小川瑛次郎(羽黒高校)とロロ・ルドルフ(セントオーガスティン高校)の長距離砲などで応戦する。終盤には内藤耀悠レバンガ北海道U18)とジェイコブスもアウトサイドからゴールを射抜くと、小川が自身3本目の3ポイントを沈め、日本が逆転に成功。その後は渡辺伶音(福岡大学附属大濠高校)も3ポイントを決めるが、44-45とわずかにリードを許して試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、序盤に小澤飛悠(日本体育大学)の3ポイント、小川のドライブレイアップで得点をつなぐが、セルビアにジリジリと点差を離される展開に。中盤には武藤俊太朗(明治大学)がバスケットカウントを決める場面などもあったが、得点のペースが失速した日本はセルビアの猛攻に耐えきれず、56-76と大きく点差を広げられた。

 第4クォーターでは八重樫ショーン龍(白鷗大学)が3本の3ポイントを沈めると、坂本康成(筑波大学)も長距離砲やレイアップで得点を重ねる。終盤には渡辺がオフェンスリバウンドからバスケットカウントを沈めるが、日本は点差を詰めることはできず、最後は73-99で敗れた。

 日本はジェイコブスがチーム最長の30分の出場で20得点5リバウンドとチームをけん引すると、小川が11得点、渡辺と八重樫が9得点、ルドルフが6得点5アシスト、川島と坂本が5得点をマーク。3ポイントは放った32本中15本成功(成功率46.9パーセント)と好調だったものの、予選グループに続いてセルビアに今大会で2連敗を喫した。

 なお、大会最終日に臨む日本は、3日の0時半から7-8位決定戦でU19カナダ代表と対戦する。

■試合結果
日本 73-99 セルビア
JPN|16|28|12|17|=73
SRB|24|21|31|23|=99

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