2023.08.03
8月2日、「バスケットボール男子日本代表国際強化試合2023 太田大会」がオープンハウスアリーナ太田(群馬県)で行われ、ワールドカップを目前に控える男子日本代表(FIBAランキング36位)は、79-72でニュージーランド代表(同26位)に勝利した。
日本代表のトム・ホーバスヘッドコーチは、ワールドカップへ向けた選手選考も兼ねた一戦に、富樫勇樹(千葉ジェッツ)、富永啓生(ネブラスカ大学)、渡邉飛勇(琉球ゴールデンキングス)、井上宗一郎(越谷アルファーズ)、吉井裕鷹(アルバルク東京)をスターター起用。
第1クォーターはリバウンドで優位に立たれ、5本の3Pシュートを決められるなど、0-10のランを2度許す苦しい立ち上がりだったが、17-29のビハインドで突入した第2クォーターは、最大13点差から須田侑太郎(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、井上、馬場雄大が立て続けに3ポイントを決め、18-0のランで一気に逆転。川真田紘也(滋賀レイクス)の球際での奮闘も光り、前半を41-39の2点リードで折り返した。
ハーフタイム明けの第3クォーターは、21-21と一進一退の攻防が続いたなか、富永、富樫のスターター陣が効果的に加点。2点リードのまま迎えた勝負の第4クォーターは、須田の3ポイント、渡邉飛勇のダンク、富樫の3ポイントなど、随所にアリーナを沸かせるプレーが飛び出し、ワールドカップ出場国でもあるニュージーランド相手に、最終スコア79-72で勝利した。
個人スタッツでは、富永がチーム最多13得点、馬場12得点、富樫11得点と続き、渡邉飛勇は10得点7リバウンドとゴール下で奮闘。
脚のケガで調整が遅れていた河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)は、第1クォーター残り1分3秒から途中出場し、5月21日・琉球戦以来、約2カ月ぶりに実戦復帰を果たすと、第2クォーターには華麗なアシストを連発するなど日本の猛攻を牽引。18分8秒の出場で7得点7アシスト5リバウンド2スティールをマークし、全快ぶりをアピールした。
日本(沖縄)とフィリピン(マニラ)、インドネシア(ジャカルタ)の3カ国で共催される「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」に出場する男子日本代表は、4日のニュージーランド戦を終えると、15日にアンゴラ、17日にフランス、19日にスロベニア代表と強化試合を行い、8月25日に開幕するワールドカップ本戦へ挑む。
■ 日本代表国際強化試合2023太田大会
<8月2日 オープンハウスアリーナ太田>
日本 79-72 ニュージーランド
JPN|17|24|21|17|=79
NZL|29|10|21|12|=72
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