2023.08.14
7月30日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」へ向けた直前合宿を行なっている男子日本代表(FIBAランキング36位)が公開練習を実施。代表候補選手たちは、それぞれ取材に応じた。
同日に30歳の誕生日を迎えた富樫勇樹(千葉ジェッツ)は、チームメートからの祝福を受け、「お祝いをしてもらうのはもちろんうれしいですが、ちょっと恥ずかしいです」と心境を吐露。誕生日がオフシーズン中ということもあり、これまでにも何度か代表活動中に祝われる機会があったという富樫は、「新しくこの1年頑張ろうという気持ちもありますし、ずっと目標にしてきた大会があるので、結果を残していい1年にしたいと思います」と目前のワールドカップへ意気込んだ。
7月22日・23日の韓国遠征を1勝1敗で終えた日本代表。初戦はフィジカルなディフェンスに苦しみ、リバウンドでも圧倒されたが、2戦目には見事に修正してリベンジを果たした。ワールドカップ前の強化試合では唯一アウェーの試合だったが、チームとしても大きなステップアップを遂げた。
「韓国遠征はチームとしてかなりいい経験になったと思います。ジョシュ(・ホーキンソン/サンロッカーズ渋谷)が出られなかったり、河村(勇輝/横浜ビー・コルセアーズ)選手も帯同しない状況のなか、韓国は本当にフィジカルでリバウンドも取られました。ミーティングで修正して2戦目に臨みましたが、いろんな選手がステップアップして勝利でき、本当に大きな経験になりました。でも、あれぐらいのフィジカルは当たり前になってくると思うので、今後は1試合目から準備しないといけないです。いろんなことが学べた2試合でした」
また、今回の合宿から合流した渡邊雄太(フェニックス・サンズ)について聞かれると、「プレー面で言うと、雄太はもうちょっといろんなことを頭に入れて、自然にできるようにならないといけないので、その部分は少し時間がかかるかなと思います」とコメント。「FIBAアジアカップ2022」以来の代表参加となる渡邊だが、当時からはメンバーにも変化があり、本大会までにチームケミストリーの構築が求められる。
それでも、富樫は「彼がいるだけで与える影響というのはありますし、チームの雰囲気が変わるいい刺激をみんなに与えてくれている」と渡邊の影響力についても触れた。
「彼は常に声を出してチームを引っ張ってくれるので頼りにしています。若い選手も多いので、練習の雰囲気も含めていい状態を維持できるように、これから1カ月間一緒に頑張っていきたいなと思います」
男子日本代表は8月2日と4日にそれぞれニュージーランド、15日にアンゴラ、17日にフランス、19日にスロベニア代表と強化試合を行い、8月25日に開幕するワールドカップへ挑む。
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