2023.08.13
8月12日に男子日本代表(FIBAランキング36位)の公開練習試合が行われ、アンゴラ代表(同41位)と対戦した。試合は10分×4本という形式で行われた。
日本はジョシュ・ホーキンソン、エヴァンスルーク、井上宗一郎がコンディション都合で欠場するなか、富樫勇樹、原修太、吉井裕鷹、渡邊雄太、渡邉飛勇がスターティングファイブに名を連ねた。
試合は原のアシストから渡邊雄太が得意のコーナースリーをいきなり成功させる形でスタート。プレッシャーの強いアンゴラのディフェンスをかい潜りながら得点を重ねる日本は、途中出場の比江島慎や富永啓生も3ポイントを決め、同じく途中出場の河村勇輝も得点とアシストで存在感を発揮。馬場雄大がスティールからダンクを決める場面などの活躍もあり、1本目を20-14とリードして終えた。
得点をリセットして始まった2本目はアンゴラに先制される立ち上がり。西田優大のアシストから渡邉飛勇の得点、渡邊雄太のフリースロー、金近廉の3ポイントなども生まれるも、次第に攻撃が停滞し、点差を広げられてしまう。それでも、河村が交代出場直後の3点プレーで流れを引き寄せると、吉井も積極的なドライブから得点。しかし最後は競り負けてしまい、19-21で2本目を落とすことに。
インターバルを挟んで迎えた3本目は、河村、富永、馬場、渡邉飛勇、渡邊雄太の5選手でスタート。日本は河村のアシストから渡邊雄太の得点で先制するも、ターンオーバーからの失点が重なり、アンゴラにリードされる展開に。そんななかでも富永や原、比江島が立て続けに3ポイント成功。渡邊雄太の豪快なダンクも決まり、最終的には22-20と逆転勝利を収めた。
最後の4本目、ここまで無得点だった須田が2本連続で3ポイントを沈めると、川真田紘也も河村のアシストから得点して日本がリードする展開。中盤のターンオーバーが続いた時間帯に逆転されるも、富永や馬場のフリースローで再びリードを奪うと、西田もフリースローを決めて全選手得点に成功する。最終的には15-13で4本目も日本が勝利した。
4本中3本に勝利し、合計スコアも76-68とまさった日本。個人の4本合計スタッツを見ると、渡邊雄太がチームハイの17得点、 富永が4本の3ポイントを含む14得点で続き、河村も8得点を挙げた。
日本は今後、15日に有明アリーナで行われる「SoftBank CUP 2023(東京大会) バスケットボール男子日本代表国際強化試合」の初戦で同国と再戦。17日にフランス代表(同5位)、19日にスロベニア代表(同7位)と対戦し、25日開幕の「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」に挑む。
■日本代表公開練習 4本合計スコア
日本 76-68 アンゴラ
JPN|20|19|22|15|=76
AGO|14|21|20|13|=68
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