2023.08.14

ワールドカップ出場国の“格付け”第2弾発表…日本代表は「八村不在」で大幅ダウンの22位

自国開催のワールドカップに出場する男子日本代表[写真]=伊藤大允
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 国際バスケットボール連盟(FIBA)は8月12日、公式サイトにて「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」に出場する全32カ国のパワーランキング第2弾を発表。男子日本代表は22位に入った。

 日本は6月末に発表された第1弾で14位に入っていたが、約1カ月半で8ランクダウン。下方修正された11カ国のなかでも、最大の落ち幅で22位に格付けされた。

 FIBA公式サイトは大幅ダウンの理由について、「最大のスターをロスターに加えられなかった影響」とし、八村塁(NBAロサンゼルス・レイカーズ)の出場辞退が今回の評価に直結したと説明。続けて、「八村塁がいなくても、特にトム・ホーバスが指揮を執っている日本は依然としてリスペクトされるチームだが、リスペクトされることとベスト8進出の有力候補になることの間には大きな違いがある」と、ワールドカップ本大会では厳しい戦いを強いられるとの見解を示した。

 なお、1次ラウンドで日本と同じグループEに入った3カ国は、いずれも日本より上位にランクイン。25日の1次ラウンド初戦で対戦するドイツ代表は2ランクアップの5位、27日に対戦するフィンランド代表は第1弾と同じ11位、29日に対戦するオーストラリア代表は1ランクアップの3位に格付けされた。

 強豪国が並ぶ上位では、アメリカ代表が前回から続いて1位をキープし、フランス代表が1ランクアップの2位に。前回2位だったスペインは4ランクダウンの6位に後退した。

■ FIBA公式「ワールドカップ2023パワーランキング」

順位 国名(グループ/FIBAランク)前回比
1位 アメリカ(C/2位)
2位 フランス(H/5位)+1
3位 オーストラリア(E/3位)+1
4位 スロベニア(F/7位)+1
5位 ドイツ(E/11位)+2
6位 スペイン(G/1位)-4
7位 カナダ(H/15位)-1
8位 イタリア(A/10位)+5
9位 セルビア(B/6位)-1
10位 ドミニカ共和国(A/23位)+2
11位 フィンランド(E/24位)
12位 リトアニア(D/8位)+3
13位 ブラジル(G/13位)-3
14位 ギリシャ(C/9位)-5
15位 メキシコ(D/31位)+2
16位 ラトビア(H/29位)+3
17位 ニュージーランド(C/26位)-1
18位 プエルトリコ(B/20位)+2
19位 中国(B/27位)+2
20位 フィリピン(A/40位)+2
21位 モンテネグロ(D/18位)+4
22位 日本(E/36位)-8
23位 ジョージア(F/32位)
24位 ベネズエラ(F/17位)-6
25位 南スーダン(B/62位)-1
26位 エジプト(D/55位)+4
27位 ヨルダン(C/33位)+1
28位 アンゴラ(A/41位)+1
29位 レバノン(H/43位)-3
30位 イラン(G/22位)+1
31位 カーボベルデ共和国(F/64位)+1
32位 コートジボワール(G/42位)-5

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