2025.09.06
日本バスケットボール界の次代を担うスター候補生たちで結成されたU16男子日本代表(FIBAボーイズランキング26位)が、9月5日20時から『FIBA U16アジアカップ2025』準々決勝に挑む。
日本の対戦相手はチャイニーズ・タイペイ代表(同51位)。FIBAランキングこそ格下だが、グループフェーズではグループBを2勝1敗の2位で通過、準々決勝進出決定戦ではレバノン代表を下し、勝ち上がってきた難敵だ。
今大会のベスト4に『FIBA U17ワールドカップ2026』の出場権が与えられるため、今夜行われる日本vsチャイニーズ・タイペイの準々決勝は世界への切符もかかる大一番。無傷の3連勝で勝ち上がってきた日本にとっては、2大会連続3度目となるワールドカップ出場へ向けて負けられない一戦となる。
チャイニーズ・タイペイは、チームの平均身長が日本より2センチ低い183.2センチで、全4試合いずれもリバウンド数では相手に上回られてきた。ただ、今大会最多となる1試合平均39.8本もの3ポイントシュートを打っており、オールコートプレスのディフェンスで対戦相手のミスを誘う場面も。日本代表としてはボール運びでつまづき、自由に長距離砲を打たれるような展開には持ち込まれたくないだろう。
日本にとって要注意人物となりそうなのは、背番号7のワンイールー。身長175センチと上背はないが、大会全体3位タイの1試合平均20.0得点、3ポイント成功率50.0パーセント(10/20本)の好成績を残している。ワンのみならず、背番号11のチェンホンユー(186センチ)、是番号9のルーシューウェイ(187センチ)、背番号13のチャンチェンイェ(195センチ)も平均2桁得点をマーク。彼らは全試合で先発出場しており、勢いに乗せたくない存在だ。
日本は平均16.0得点10.7リバウンドのダブルダブルをマークしているキャプテンの白谷柱誠ジャック(福岡大学附属大濠高校)と、大会トップの3ポイント成功率64.3パーセントと好調なホーキンス然(開志国際高校)がスコアでけん引できるか。ガード陣の越圭司(Concordia Lutheran School of Omaha)と宮里俊佑(琉球ゴールデンキングス U18)のゲームコントロールも鍵を握りそうだ。
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