2025.09.06
9月5日、モンゴルのウランバートルで『FIBA U16アジアカップ2025』の準々決勝が行われ、U16男子日本代表がチャイニーズ・タイペイに勝利。来年開催予定の『FIBA U17ワールドカップ2026』の出場権を獲得した。
第1クォーターは果敢に3ポイントシュートを放ってくるチャイニーズ・タイペイにリードを許す展開。日本は越圭司や白谷柱誠ジャックの3点プレーなどで応戦するも、ターンオーバーがかさみ、1点ビハインドの23-24で最初の10分を終えた。それでも、続く第2クォーターは、白谷がファウルトラブルで不在のなか、ベンチメンバーの奮闘も光り45-38と逆転に成功した。
ハーフタイム明けの第3クォーターは、前半にチーム最多得点を挙げていた越が華麗なレイアップを連発し日本をけん引。相手の長距離砲が止まったなか、ホーキンス然が豪快なブロックを披露するなど、攻守に好プレーが飛び出し、一気にリードを拡大。試合中盤に主導権を奪った日本は第4クォーターも流れを渡すことなく、最終スコア83-72で勝ちきった。
個人スタッツでは、コートを縦横無尽に駆け回った身長163センチの越がゲームハイとなる31得点。同じく琉球ゴールデンキングスユース出身の宮里俊佑も12得点6アシストと、ガードコンビの活躍が光った。ファウルトラブルに陥っていた白谷も終わってみれば22分の出場で16得点14リバウンドでダブルダブルを達成した。
これで今大会のベスト4が出揃い、日本は大会3連覇中のオーストラリア代表と6日に行われる準決勝で対戦することが決定。もう一方の準決勝は、ニュージーランド代表vs中国代表のカードに決まった。
■試合結果
日本 83-72 チャイニーズ・タイペイ
JPN|23|22|22|16|=83
TPE|24|14|12|22|=72
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