2024.07.12
6月29日、味の素ナショナルスポーツセンターで「SoftBank CUP 2024(東京大会)」に向けた男子日本代表(FIBAランキング26位)のメディアデーが開催。八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)がメディアの取材に応じた。
チームに合流した八村は「3年ぶりに日本代表へ帰ってきて、ここナショナルスポーツセンターもすごく久しぶりです。帰ってこられてすごくうれしいです。富樫(勇樹/千葉ジェッツ)くんや(渡邊)雄太さん、(馬場)雄大さんといった選手とまた一緒にプレーできるのを楽しみにしていますし、新しいメンバーもいるので楽しみです」と心境を語った。
NBAのシーズン後にロサンゼルスで東野智弥技術委員会委員長、トム・ホーバスヘッドコーチと何度か会い、予定なども考えながら「第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)」参戦を決めたという。「FIBAバスケットボール ワールドカップ2023」の試合をチェックしていたことも明かすと、「オリンピック出場が決まった時は僕もうれしかったです。オリンピックの舞台に戻れることも光栄です」と語り、指揮官のバスケットボールスタイルにも触れた。
「彼のバスケットボールは僕に合っています。速攻やオールラウンドなプレーを発揮しやすいスタイル。楽しみです」
2018年に当時20歳でトップの日本代表デビューを飾った八村も今では26歳。自身だけに焦点を当てることなく、「若い選手が増えてきて、自分も上の年齢になってきました。年下の選手に対して影響を与えられればいいと思っています。そのなかでチームとしての(レベルが)上がっていくと思うので」と、“先輩”としての一面を見せた。
「東京オリンピックではいい結果を残せませんでした。(パリ)オリンピックではどれだけ僕らが成長しているのかを見せられたらいいと思っています」。NBAの名門でレブロン・ジェームズやアンソニー・デイビスといったスーパースターたちと研鑽を積んだ男が、今度は日の丸を背負って世界の強敵たちに挑む。
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