2024.09.10
9月8日、ヨルダン・アンマンで「FIBA U18アジアカップ2024」の5-8位決定戦が行われ、U18男子日本代表(FIBAボーイズランキング30位/グループC2位)は、韓国代表(同32位/グループB1位)に70-74で敗戦。準々決勝のオーストラリア戦に続く2連敗を喫し、7-8位決定戦へ回ることになった。
アレハンドロ・マルチネスヘッドコーチが率いる日本は、グループフェーズ初戦から一貫して先発起用してきた瀬川琉久(東山高校)、髙田将吾(福岡大学附属大濠高校)、内藤耀悠(レバンガ北海道)、渡邉伶音(福岡大学附属大濠高校)の4人に加え、十返翔里(八王子学園八王子高校)を今大会初めてスターターとして起用。
第1クォーターは初先発の十返が3ポイントを決めるなど一進一退の展開だったが、2点ビハインドで第2クォーターに入ると、韓国の堅守の前にボールが止まるシーンが増え、0-9のランを許してしまう。攻守両面でペイント内の主導権を握られた日本は、同開始2分からフリースローによる4得点のみに抑えられ、15点ビハインドの28-43で試合を折り返した。
悪い流れを断ち切りたい日本は、ハーフタイム明けから瀬川が果敢にペイント内へ侵入し、渡邉もリング下で奮闘。立て続けにターンオーバーから失点する嫌な場面もありながら、第3クォーター終了間際には瀬川の連続得点で3点差まで急接近した。勝負の第4クォーターも追いかける日本は、今大会初めてベンチスタートとなったベネディクト研一郎(St. George’s School)が強烈なブロックを披露するなど善戦し、残り5分で1点差に。しかし、要所で長距離砲を決めてきた韓国の背中をとらえきれず、最後は70-74で敗戦。猛追およばず2連敗となった。
日本はチームを鼓舞するクラッチショットを連発した瀬川が最多24得点。20得点11リバウンド4アシストでダブルダブルを記録した渡邉も含む2名が、2桁得点をマークした。対する韓国は、身長189センチのセンター、ダニエル・エディが17得点7リバウンド4アシスト4スティールと躍動。2桁得点を挙げた選手は2名のみだったが、ベンチポイント43得点(日本は16得点)が光った。
この試合の結果、大会最終日の明日9日は、韓国が5-6位決定戦、日本が7-8位決定戦へ進むことに。日本は、イラン代表(同20位/グループB2位)に59-73で敗れたインド代表(同41位/グループB3位)と対戦することが決まっている。
■「FIBA U18アジアカップ2024」5-8位決定戦
日本 70-74 韓国
JPN|15|13|20|22|=70
KOR|17|26| 8|23|=74
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