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女子日本代表 
2021.04.24
ドライブを武器としてアピールする小池遥[写真]＝日本バスケットボール協会
名門・シャンソン化粧品シャンソンVマジックのキャプテンとして、常にチームの先頭に立って2020-21シーズンを戦ったのが小池遥だ。
小池は、大阪薫英女学院高校、大阪人間科学大学を卒業してシャンソン化粧品へ入団。3年目を終えた25歳で、2020-21シーズンではスティール部門で東地区1位にも輝いた。
日本代表候補の一員として、東京オリンピックに向けた合宿に参加している小池は、ここまでの代表活動について「レベルが高いというのが第一印象で、一人ひとりの能力やキャリもあり、学ぶところがたくさんあります。今回の（2次）合宿でもまだまだ自分の良さは出し切れていないので、（残りの日数で）自分の持ち味であるドライブをもっとアピールしていきたいと思います」と語った。
スティールのタイトルを獲得したことからも分かるように、ディフェンスは、小池のストロングポイントとなるだろう。小池自身もそれは承知のうえで、「トム・ホーバスヘッドコーチから求められているのはドライブとかディフェンスだと思うので、それをしっかりアピールしないといけないと思っています。それと、個人的には3ポイントシュートを自信持って打っていきたいと思っています」と抱負を語った。
これまで日本代表の顔としてけん引してきた吉田亜沙美や「FIBA女子アジアカップ2017」で日本の優勝に貢献した藤岡麻菜美らが昨シーズンをもって引退。日本代表のガードのポジション争いは一気に激化している。その中で「チャンスがあると思うので、しっかりアピールして、チャンスは自分でつかみに行くしかないと思っています」と小池。
「（ガード陣は）一人ひとり持ち味が違うと思うので、私はドライブやディフェンスをもっともっとアピールして、他のメンバーに負けないように頑張っていきたいです」と全力プレーを誓った。
取材・文＝田島早苗
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