2021.09.28
9月27日、「FIBA女子アジアカップ2021」がヨルダンで開幕。大会4連覇中の日本代表(FIBAランキング8位)はインド代表(同70位)との予選リーグ初戦に臨んだ。
日本は、馬瓜ステファニー(トヨタ自動車アンテロープス)、林咲希(ENEOSサンフラワーズ)、宮崎早織(ENEOSサンフラワーズ)、赤穂ひまわり(デンソーアイリス)、オコエ桃仁花(富士通レッドウェーブ)の5名がスターターに名を連ねた。
立ち上がりにインドに先制点を許した日本だったが、オコエが連続で3ポイントシュートを沈め、試合の主導権を握る。ディフェンスではオールコートで厳しくプレッシャーをかけると、オフェンスでは素早いパス回しでフリーを作り出し、このクォーターだけで計8本の長距離砲をヒット。さらに馬瓜のレイアップや、永田萌絵(トヨタ自動車アンテロープス)がドライブからバスケットカウントを奪うなど、インサイドでもしっかりと得点を重ね、41-14と大量リードで第1クォーターを終える。
続く第2クォーターも攻撃の手を緩めない日本は、宮下希保(トヨタ自動車アンテロープス)が3ポイントにバスケットカウントと連続得点を奪う。さらに、インドを24秒オーバータイムに追い込むと、赤穂が連続得点でリードを広げる。日本は途中出場の選手も次々と得点を重ね、66-25とさらにリードを広げて試合を折り返す。
迎えた第3クォーター、根本葉瑠乃(三菱電機コアラーズ)が3ポイントを沈めると、馬瓜がバスケットカウントを獲得。さらに林がこの試合最初の3ポイントを決めると、オコエと根本も外角シュートで追加点を奪う。終了間際に東藤なな子(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)の3ポイントも決まり、104-39で最後の10分間へ。
第4クォーターも強度の落ちないプレーを見せる日本は、宮下、東藤、林と立て続けに3ポイントが決まり、追加点を奪う。さらに永田が連続得点を決めると、根本が長距離砲を沈めて試合終了。この試合、放った47本のうち、実に24本の3ポイントを沈めた日本は、136-46と初戦を危なげなく勝利で飾った。
個人スタッツでは宮下が27得点5アシスト5リバウンド、オコエが5本の3ポイントを含む24得点、根本が5本の3ポイントを含む17得点、加えて宮崎が12アシストをマーク。チーム全体で計45個のアシストを記録し、大量得点を奪うだけでなく、計18個のスティールと、40分間に渡り強度の高いディフェンスを見せた。
続く予選リーグ第2戦は明日28日の16時から開始。日本はニュージーランド代表(同36位)との対戦に臨む。
■試合結果
日本 136-46 インド
日 本|41|25|38|32|=136
インド|14|11|14|7|=46
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