2024.06.11
9月16日、「FIBA女子ワールドカップ2022」に向けてオーストラリア・シドニーにて練習中の女子日本代表。髙田真希(デンソーアイリス)と渡嘉敷来夢(ENEOSサンフラワーズ)のコメントを、日本バスケットボール協会が公式サイトにて伝えている。
2016年のリオデジャネイロオリンピック以来となる世界一を決める戦いに挑む渡嘉敷は、「久しぶりの世界の舞台ということもあって、しっかりと自分が練習して来たことを出せればいいなと思っています。日本にはない高さの部分で少しはチームに貢献できると思うので、リバウンドや大きい選手に対するディフェンスで体を張って、地味だけど頑張りたいです」と意気込みを語った。
また、「プレースタイルに関しては、ヘッドコーチが求める部分を一生懸命やりたいと思っています」と語る渡嘉敷は、「3ポイントシュートを積極的に打っていますし、ドライブも周りが寄ってくればパスをさばいたり、以前の代表よりは自分のできるプレーも増えていると感じています。チャンスがあれば、外からどんどんアタックしていくプレーも見せたいです」と新たなスタイルでワールドカップに臨む。
渡嘉敷と長年ともに戦ってきた髙田は、「同じポジションであり、年齢も近いですし、ずっと一緒にやってきたので信頼しています。彼女が持っている能力や高さは世界にも通じるので、一緒に戦えることは心強いです」と心境を語った。
「銀メダルを獲ったことはもう過去の話」と東京オリンピックについて語る髙田は、気持ちを新たに世界一を目指す。
「昨年の銀メダル獲得で見えてきた課題は、アメリカに対してどう勝つかという点です。オリンピックでは日本のスタイルが通用するチームがあれば、通用しなかった部分もあります。そこで明確になった課題を克服しなければ金メダルには届かないという方針で練習をしてきました。自分たちが経験し、体感してきたことを、世界の舞台で発揮する意識は前回よりも高いと思っています」
さらに、「相手のブレイクを抑えたり、オフェンスを遅らせるためにも、オフェンスリバウンドに絡んでいくことが重要です」と気を引き締める髙田は、渡嘉敷とともに日本の大黒柱としての活躍が求められる。
女子日本代表の重要な初戦であるマリ代表との試合は、日本時間9月22日(木)の13時よりティップオフだ。
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