2025.07.15

女子日本代表がオーストラリアに逆転負け…馬瓜ステファニーが19得点と奮闘

チーム最多の19得点を挙げた馬瓜 [写真]=fiba.basketball
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 7月15日に中国の深圳で「FIBA女子アジアカップ2025」で予選グループ第3戦が行われ、女子日本代表(FIBAランキング9位)が女子オーストラリア代表(同2位)と対戦した。

 勝利すれば準決勝に進み、敗れれば異なるグループ同士の2位vs3位による準決勝進出決定戦に回る大一番。日本は女子レバノン代表(同54位)戦、女子フィリピン代表(同44位)戦と同じ、田中こころ(ENEOSサンフラワーズ)、今野紀花(デンソーアイリス)、馬瓜ステファニー(カサデモント・サラゴサ/スペイン)、髙田真希(デンソー)、渡嘉敷来夢(アイシンウィングス)の5人をスタートとしてコートに送り込んだ。

 試合は立ち上がりから激しい点の取り合いに。日本は髙田や渡嘉敷らの3ポイントでスコアを伸ばすも、強力なインサイド陣を中心に多彩な得点パターンを有するオーストラリアに劣勢を強いられる。それでも終盤に星杏里が3ポイントと3点プレーで一気に6得点を挙げ、22-26と4点ビハインドで第1クォーターを終える。

 続く第2クォーター、日本は馬瓜ステファニーがフリースローやドライブ、3ポイントなどでこのクォーターだけで14得点を挙げて逆転に成功する。さらには渡嘉敷の3ポイントなどでリードを広げ、51-42と9点差で後半へ。

 後半に入ると、ディフェンスの強度を高めるオーストラリアに対し、なかなか得点を奪えない時間が続く。第3クォーター開始から4分半でわずか2得点と苦しむ中、相手のシュートミスにも助けられ、逆転だけは許さず。それでも相手の高確率なフリースローにより、59-59と同点に追いつかれて第4クォーターに突入する。

 最後の10分間、日本は早々に逆転を許し、以降もなかなか得点を奪えずに点差を広げられていく。終盤に渡嘉敷のフリースローなどで加点するも、最終スコア67-79で敗れることとなった。

 惜しくも敗れた日本は馬瓜がチームトップの19得点、田中が10得点を記録。次戦は18日に行われるる準決勝進出決定戦に臨む。

■試合結果
日本 67-79 オーストラリア
JPN|22|29|8|8|=67
AUS|26|16|17|20|=79

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