2025.07.16
7月14日に中国の深圳で「FIBA女子アジアカップ2025」で予選グループ第2戦が行われ、女子日本代表(FIBAランキング9位)が女子フィリピン代表(同44位)と対戦した。
日本は勝利した女子レバノン代表(同54位)戦同様、田中こころ(ENEOSサンフラワーズ)、今野紀花(デンソーアイリス)、馬瓜ステファニー(カサデモント・サラゴサ/スペイン)、髙田真希(デンソー)、渡嘉敷来夢(アイシンウィングス)が先発に名を連ねた。
試合序盤から激しい点の取り合いが繰り広げられ、髙田を中心に先発陣がバランス良く得点を挙げると、宮澤夕貴(富士通レッドウェーブ)、薮未奈海(デンソー)、星杏璃(ENEOS)、東藤なな子(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)といったベンチメンバーも加点。終盤に13-0のランで抜け出し、31-20と11点リードで最初の10分間を終えた。

[写真]=fiba.basketball
第2クォーターはリードしながら試合を進めると、残り4分6秒に髙田の自身4本目となる3ポイントシュートで46-27と19点差。直後にターンオーバーから2連続で失点を喫したものの、薮が2連続で長距離砲を沈めた。今野も続いたあと0-7のランを献上。終了間際にオコエ桃仁花(ENEOS)が得点を挙げ、57-41でハーフタイムに突入した。
第3クォーターは渡嘉敷にも3ポイントが飛び出し、残り4分21秒に髙田が5本目を成功。川井麻衣(デンソー)、宮澤も得点を重ねると、同1分7秒から薮の2連続3ポイントもあり、リードを20点に拡大した。
第4クォーター開始2分41秒に栗林未和(東京羽田ヴィッキーズ)がジャンプショットを決め、メンバー入りした全選手が得点を記録。最後の10分間は失速し、点差を詰め寄られたものの、85-82で逃げきった。
キャプテンの髙田が5本の3ポイントを含む20得点の活躍。薮も5本の長距離砲を沈め、チームの予選2連勝に貢献した。
なお、日本は15日の第3戦で女子オーストラリア代表(同2位)と対戦。勝利すれば準決勝に進み、敗れた場合は異なるグループ同士の2位vs3位による準決勝進出決定戦へ回る。

[写真]=fiba.basketball
■試合結果
日本 85-82 フィリピン
JPN|31|26|20|8|=85
PHI|20|21|16|25|=82
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