2025.05.23

今年も「B.DUNK KIDS PROJECT」開催決定…日本代表戦のコートでクリニック実施も

©Inoue Takehiko, I.T.Planning, Inc.
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 Bリーグは5月23日、漫画家の井上雄彦氏と集英社が共同運営している「スラムダンク奨学金」と協力し、全国の小学生を対象に、未来のバスケ選手を育成する『B.DUNK KIDS PROJECT(ビーダンクキッズプロジェクト)』を実施すると発表した。

 今年で3回目の開催となる同プロジェクトでは、バスケットボールに取り組む子どもたち、もしくは、競技に初めて触れる子どもたちの可能性を広げるべく、全国のBリーグ各クラブの協力を得てバスケットボールクリニックを実施。「スラムダンク奨学金」により海外経験を積んだ奨学生や、現役のBリーグ選手たちが講師として参加し、子どもたちにバスケットボールの魅力を伝える内容となっている。

 5月30日から特設サイトで応募受付が開始される第1弾は、7月5日に男子日本代表vsオランダ代表が行われる有明アリーナで行われ、試合観戦チケット付き。7月中旬以降に開催される第2弾は、全国各地でBリーグクラブがクリニックを実施する。

 今年度のプロジェクト開催にあたり、Bリーグ、井上雄彦氏、集英社は次のようにコメントを発表した。

Bリーグ
「昨年も大変多くの子どもたちに参加いただくことができ、また今年も同様の取り組みが実施できることを大変うれしく思っています。バスケットボール選手が子どもたちの憧れの職業にランクインするなど、その人気がますます高まってきていますが、ぜひこの未来の選手を育成する『B.DUNK KIDS PROJECT』に参加いただき、バスケットボールを知り、学び、より多くの子どもたちにその魅力を感じてもらいたいと願っています」

▼井上雄彦
Bリーグが始まって来年で10年。全国各地にBリーグのクラブができて、バスケが日本中たくさんの人の楽しみになってきました。今年の夏も、B.DUNKが開催されます。バスケをやってみたいなと思っている子どもたち、最高のチャンスです。バスケがもっと上手くなりたい、Bリーグの選手に教わってみたいと思った子どもたち、B.DUNKで、バスケの楽しさをどうぞ存分に味わってくださいね」

▼集英社
「『大好きなバスケットボールに恩返しがしたい』井上雄彦先生のこの一言で発足したスラムダンク奨学金も今年で19回目。その卒業生の協力も仰ぎながら、“バスケ”との出会いを子どもたちに提供する場所としてBリーグと一緒に立ち上げた『B.DUNK KIDS PROJECT』も今年で3回目を迎えます。この2年間で約1200名の子どもたちに参加していただきました。バスケに興味はあるけど、やったことはない。子どもにバスケをやらせてみたいけどやらせる機会がない。そんなお子さんや親御さんにとってこのプロジェクトがバスケットボールに触れる一つの機会になることを心より願っています」

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