2025.08.30
B1の仙台89ERSは5月23日、横浜ビー・コルセアーズから退団することが公表されていた杉浦佑成と、2025-26シーズンの新規選手契約に合意したと発表。背番号は高校・大学の同級生でもある青木保憲が着用していた「14」に決まった。
東京都出身で6月に30歳となる杉浦は、196センチ95キロのスモールフォワード。世代別日本代表に名を連ねた実績を持ち、名門の福岡大学附属大濠高校、筑波大学を経て、2017-18シーズンにサンロッカーズ渋谷でプロデビュー。その後は島根スサノオマジック、三遠ネオフェニックス、滋賀レイクスと渡り歩き、昨シーズンから横浜BCに加入していた。在籍2年目だった今シーズンは、主にベンチからB1リーグ戦57試合に出場。1試合平均11分17秒のプレータイムで、2.9得点1.1リバウンド0.4アシストの成績だった。
今回の移籍発表に際して、杉浦は「この歴史あるクラブの一員になれることを、大変嬉しく思っています。また、この機会を与えてくださったクラブ関係者のみなさま、そしてダンヘッドコーチに心から感謝申し上げます。仙台の街とファンのみなさまに熱狂と感動を届けられるよう、日々努力を重ね、仙台89ERSの目標達成に貢献していきたいと思います。熱い黄援をよろしくお願いします!」と、クラブを通じてコメントした。
また、同日に就任が発表されたダン・タシュニーHCは、「彼は我々のウイングポジションにおいて、素晴らしいサイズと身体能力をもたらしてくれると期待しています。彼のシュート力と培ってきた経験は来シーズンの仙台89ERSにとって、とても重要な力となるでしょう」と、新加入する杉浦に期待を寄せた。
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