2025.05.23

寺園脩斗がB1北海道からB2神戸に移籍「簡単な決断ではなかった」30歳の節目に新たな環境へ

北海道から神戸に移籍する寺園脩斗[写真]=B.LEAGUE
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 5月23日、B1レバンガ北海道に所属していた寺園脩斗が2024-25シーズン限りで退団し、2025-26シーズンからB2神戸ストークスに移籍することが発表された。

 現在30歳の寺園は、172センチ71キロのポイントガード。延岡学園高校、東海大学を経て、2017年に九州電力アーティサンズへ加入すると、翌年に三遠ネオフェニックスBリーグのキャリアを始めた。北海道には2021-22シーズンから所属しており、今シーズンはリーグ戦全60試合に出場して、1試合平均11.5得点4.5アシスト、3ポイント成功率38.6パーセントをマークした。

 今回の移籍発表に際して、寺園は「北海道での4年間は僕にとってかけがえのないものですし、選手としてすごく成長させてもらいました。バスケットボール選手として今以上に成長するために、30歳になった今こそ慣れ親しんだ環境より新しい場所で一からバスケットボールをしてみたいと思いました。簡単な決断ではなかったですが、この決断が良かったと思えるように、これからも全緑でバスケットボールに向き合いたいと思います」と、感謝の思いとともに、引き続き高みを追求していく決意を表明。

 また、神戸のファンへ向けては「選手として素晴らしい地域・環境でプレーできることを幸せに思っています。チーム一丸となって、B2優勝というタイトル獲得に向け成長していきます!皆さんと会える日を楽しみにしてます」と、あいさつした。

 新天地となる神戸は来シーズンもB2で戦うが、2026年秋から始まる新B1「Bプレミア」への参入が決まっており、今春に新ホームアリーナも開業するなど、大きな転換期を迎えているクラブだ。九里大和ゼネラルマネージャーは「ストークスの絶対的司令塔」と寺園を紹介し、「持ち前のリーダーシップ力を発揮し、コート内外で活躍してくれることを楽しみにしています」と期待を寄せた。

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