2025.05.14

仙台が青木保憲と双方合意のもと契約解除、移籍先は後日発表「仙台という土地が大好きになった」

主力ガードとして仙台をけん引した青木[写真]=B.LEAGUE
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 仙台89ERSは5月14日、青木保憲と双方合意の上で選手契約を解除すると発表した。

 静岡県出身で現在29歳の青木は、182センチ84キロのポイントガード。福岡大学附属大濠高校、筑波大学を経て、2018年に特別指定選手として川崎ブレイブサンダースに入団。約3年半にわたって川崎でプレーしたのち、2021年からは広島ドラゴンフライズへ移籍した。仙台には2023年の1月に途中加入し、今シーズンは1試合平均7.5得点1.7リバウンド3.6アシストを挙げている。

 仙台と青木は複数年契約を結んでいたものの、本人の意向も含めて今後を協議した結果、他クラブへの移籍が決まったという。なお、移籍先のクラブは後日、新チームから発表される予定だ。

 今回の発表について、青木はクラブ公式サイトを通じて、次のようにコメントしている。

「いつも仙台89ERSを黄援いただき、ありがとうございます。2024-25シーズンをもって、仙台89ERSを離れることになりました。仙台にいた3シーズンは本当にたくさんの思い出がありますが、2023年1月に移籍して初めてゼビオアリーナ仙台に足を踏み入れたときのあたたかい雰囲気を今でも鮮明に覚えています。シーズンの初めからいたかのようにあたたかく迎え入れてくれたチームメイトや、ナイナーズファミリーのみなさまの黄援のおかげで、失いかけていた選手としての自信や楽しさを取り戻すことができました。

 みなさまに勝利を多くお届けすることができなかったのが心残りですが、素敵な仲間たちと一緒に大好きなバスケットボールをこのクラブでやれたことが何よりの幸せでした。この3シーズンで僕だけでなく家族も仙台という土地が大好きになりました。

 これまで支えてくださったスポンサーのみなさま、クラブのみなさま、そして何よりナイナーズファンのみなさま、本当にありがとうございました! 仙台でもらったたくさんの愛と学びを胸に今後のキャリアでも精進します。またお会いできる日を楽しみにしています」

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