2025.10.16

ヤニス・アデトクンボがプロキャリア終盤のシナリオを語る「最後はギリシャで終えたいね」

バックス在籍13年目のヤニス[写真]=Getty Images
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 ミルウォーキー・バックスヤニス・アデトクンボは、プレシーズンゲーム2試合へ出場し、平均23.2分14.5得点8.5リバウンド3.5アシストにフィールドゴール成功率61.1パーセントを残している。

 チームはプレシーズンゲーム全日程を終えて3勝1敗。10月23日(現地時間22日)のワシントン・ウィザーズ戦で、2025-26レギュラーシーズンがスタートする。

 バックス在籍13シーズン目を迎えるアデトクンボは、NBAでプレーする傍ら、オフシーズンにはギリシャ代表チームでもプレーしており、今夏の「FIBAユーロバスケット2025」では銅メダルを獲得した。

 30歳のフォワードは、現行契約が残り2年で、2027-28シーズンがプレーヤーオプションとなる。現時点でリーグ最高級のビッグマンであり、長期離脱を余儀なくされるような大ケガにでも見舞われない限り、トップレベルを維持することが期待されているのだが、プロバスケットボールキャリアはギリシャで終えたいようだ。

 先日、現地メディア『The 2night Show』へ出演した際、アデトクンボがこう話していたと『BasketNews』が報じている。

「僕は今30歳で、36〜38歳までNBAでプレーできると考えている。キャリアの最後はギリシャのチームで終えたいね。いいでしょ? (NBA引退後は)アメリカに住みたくないんだ。NBAを離れたら、すぐギリシャに戻りたいんだ」

 アデトクンボ自身、これから数年でNBAから引退することは考えておらず、チャンピオンシップ獲得を目指して戦い続けていくことになる。それがバックスなのか、それとも他チームで終わりを迎えるかは誰にも分からない。

 それでも、ギリシャでプレーしたい思いは強いようだ。「僕のキャリアはここで終わるかもしれない。そのチームがフィラトリティコス、オリンピアコス、パナシナイコス、あるいはアリスになるかに関わらず、いま僕はすべてのチームについて話している」と口にしていた。

 211センチ109キロのサイズで驚異的な身体能力を誇る男が、いつの日かギリシャのファンの前でプレーすることになれば、会場だけでなく国全体が大盛り上がりすることだろう。

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