2025.11.01

球団初の開幕5連勝を飾ったスパーズのウェンバンヤマ「最高の気分。これは偶然じゃない」

ヒート戦を制したスパーズが開幕5連勝[写真]=Getty Images
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 10月31日(現地時間30日)。サンアントニオ・スパーズは、ホームのフロストバンク・センターで3勝1敗と好調のマイアミ・ヒートとの一戦に臨んだ。

 スパーズはディアロン・フォックス(ハムストリング)、ケリー・オリニク(かかと)、ジェレミー・ソーハン(手首)に加えて控えビッグマンのルーク・コーネット(足首)が欠場。ヒートもノーマン・パウエル(鼠径部)、タイラー・ヒーロー(足首)、ニコラ・ヨビッチ(腰の打撲)らを欠いた。

 試合は同点4度、リードチェンジ12度を記録も、スパーズが29分29秒間をリード。だがアウェーのヒートは15点ビハインドで迎えた第4クォーターの開始から17-1のランを見せ、残り7分25秒で逆転。

 その後、両チームはリードが入れ替わるも、スパーズが再びリードを広げて最終スコア107-101で勝利。5度の優勝を誇るスパーズにとって、NBA参入50シーズン目にして球団史上初の開幕5連勝を飾った。

「最高の気分だね。偶然なんかじゃない。この5勝は偶然手にしたものではないんだ。自分たちによる努力の賜物さ。今シーズンは良いスタートを切った。この勢いをできるだけ長く続けていく必要がある」

 試合後にそう語ったビクター・ウェンバンヤマは、27得点18リバウンド6アシスト5ブロックの大活躍。さらにステフォン・キャッスルが21得点6リバウンド8アシスト4スティール、デビン・バセルが17得点9リバウンド、ディラン・ハーパーが13得点4アシスト、ケルドン・ジョンソンが11得点、ハリソン・バーンズが10得点2スティールと続いた。

 2018-19シーズンを最後に、スパーズは6シーズン連続でプレーオフから遠ざかっている。開幕5連勝の好発進を見せたチームは、今後フォックスらが復帰することで戦力がさらに増すだけに、今シーズンはポストシーズン返り咲きに向けて絶好の機会かもしれない。

 昨シーズンの王者オクラホマシティ・サンダーを筆頭に、強豪チームが並ぶウェスタン・カンファレンスで上位をキープし、プレーオフへ進むことができるのか、今後の戦いぶりに注目していきたい。

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