2025.11.24

NBAで12年をプレーし、最優秀シックスマン賞にも輝いたロドニー・ロジャースが他界

ロジャースが54歳で他界[写真]=Getty Images
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 現地時間11月22日。ウェイク・フォレスト大学出身の元NBA選手、ロドニー・ロジャースが21日に54歳で他界したと同大が発表した。

 ロジャースは、2008年11月のバイク事故を機に、肩から下が麻痺していた。ロジャースの遺族を代表し、NBA選手会(NBPA)が発表した声明によると、ロジャースは脊髄損傷による自然死となった。

「この17年間というもの、困難と深い祝福の両方にあふれていました。そうした中で、ロドニーはどんな瞬間も光であり続けました。ポジティブでやる気に満ち、静かな強さを持ち、周囲の人たちへインスピレーションを与えていました」とNBPAが声明を発表している。

 ウェイク・フォレスト大で3シーズンをプレーしたロジャースは、1993年のドラフト1巡目9位でデンバー・ナゲッツから指名されてNBA入り。201センチ106キロのフォワードは、ナゲッツやロサンゼルス・クリッパーズ、フェニックス・サンズ、ニュージャージー(現ブルックリン)・ネッツを含む計7チームでプレー。

 両フォワードをこなしてきた男は、クリッパーズ時代の1997-98シーズンにキャリアハイの平均15.1得点5.6リバウンドをマーク。サンズ時代の1999-2000シーズンには平均13.8得点5.5リバウンド2.1アシスト1.1スティールに3ポイントシュート成功率43.9パーセント(平均1.4本成功)を残し、最優秀シックスマン賞に選出。

 キャリア12年でレギュラーシーズン通算866試合へ出場したロジャースは、キャリア平均10.9得点4.5リバウンド2.0アシスト1.0スティールを記録。プレーオフには計9回出場し、ネッツ在籍時の2003年にはジェイソン・キッド(元ダラス・マーベリックスほか)やケニョン・マーティン(元ネッツほか)らとともにイースタン・カンファレンスを勝ち上がり、NBAファイナル進出にも貢献した。

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