スパーズのウェンバンヤマ、サンダーとのNBAカップ準決勝で約一カ月ぶりの復帰か

復帰見込みと報じられたスパーズのウェンバンヤマ [写真] = Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　サンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマが、12月14日（現地時間13日、日付は以下同）に行われるオクラホマシティ・サンダーとのNBAカップ準決勝で復帰する模様。現地メディア『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。

　ウェンバンヤマは、左ふくらはぎの炎症により11月15日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦を最後に欠場が続いていた。報道によれば、ウェンバンヤマは今週から練習に復帰しており、複数回にわたり5対5のスクリメージにも参加しているとのこと。ウェンバンヤマのサンダー戦出場に関する最終判断は13日の練習後に下されるようだ。

　サンダー戦出場となれば1カ月ぶりのコート復帰となるウェンバンヤマだが、NBAカップ準決勝かつ今シーズン未だ1敗の前年王者サンダーが相手なだけに、“宇宙人”の復帰にはこれ以上ない舞台と言えるだろう。ステフォン・キャッスルらの躍動により11日のNBAカップ準々決勝でロサンゼルス・レイカーズを撃破したスパーズは、ウェンバンヤマの復帰でさらに勢いに乗りたいところだ。

　ウェンバンヤマは今シーズン12試合に出場し、平均26.2得点12.9リバウンド4.0アシスト3.6ブロック1.1スティールをマーク。現時点での平均スタッツは得点、リバウンド、アシストでキャリアハイを更新している。

　スパーズは現在17勝7敗でウェスタン・カンファレンス5位につけている（12日終了時点）。ウェンバンヤマ不在期間の戦績は9勝3敗であり、キャッスルやディアロン・フォックスがチームを牽引している。

　対するサンダーは、11日のフェニックス・サンズ戦に勝利し、開幕25試合の戦績を24勝1敗として歴代トップタイの記録を打ち立てたばかり。同じく歴代トップに並ぶのは10年前のウォリアーズであり、史上最高勝率（73勝9敗）を達成した当時のウォリアーズが2敗目を喫したのは開幕から31試合目のことだった。サンダーが当時の“王朝”ウォリアーズの記録にどこまで迫ることができるか、という点にも注目が集まっている。

　破竹の勢いで勝ち進むサンダーに対し、復活を遂げたウェンバンヤマ擁するスパーズがどう立ち向かうか。14日のNBAカップ準決勝から目が離せない。