2025.12.14
12月14日(現地時間13日、日付は以下同)。ニューヨーク・ニックスは、Tモバイル・アリーナ(ネバダ州ラスベガス)で行われた「エミレーツNBAカップ2025」の準決勝でオーランド・マジックに132-120で勝利し、決勝へと駒を進めた。
この勝利でニックスは5連勝。直近10戦を9勝1敗とし、イースタン・カンファレンス2位の18勝7敗となり、首位デトロイト・ピストンズ(20勝5敗)とのゲーム差を2.0へ縮めた。
この試合、ニックスではジェイレン・ブランソンがゲームハイの40得点8アシスト、カール・アンソニー・タウンズが29得点8リバウンド、OG・アヌノビーが24得点6リバウンド4アシスト3スティール、ミケル・ブリッジズが16得点、ジョシュ・ハートが12得点6リバウンド6アシスト3スティール、ミッチェル・ロビンソンが両チーム最多の9リバウンド4ブロックを記録。
なかでもブランソンはマジック戦で今シーズン最多得点をたたき出し、4戦連続の30得点超え。ニックスが誇るオールスターガードは、13日に『NBA.com』へ公開された最新版MVP候補ランキングで6位、12日に公開されたNBAカップのMVP候補ランキングでも2位にランクしている。
そんなブランソンを、マイク・ブラウンHC(ヘッドコーチ)はこう称えていた。
「リーグのMVP候補ジェイレン・ブランソンがいると、27投中16本のショットを成功させて40得点を挙げ、試合でこのチーム全員を楽にさせてくれるんだ。MVPはそうあるべきだ。そして今夜、彼はまさにそれをやってくれたよ」
通算3度目となるNBAカップの準々決勝以降のノックアウトラウンドで、40得点以上を奪ったのは3人のみ。ブランソンは、当時ロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビス(41得点/現ダラス・マーベリックス)、当時ニックスのジュリアス・ランドル(41得点/現ミネソタ・ティンバーウルブズ)に次ぐハイスコアを記録。
そして29歳のスコアリングガードは、ニックスでレギュラーシーズン通算233試合を終えてキャリア平均26.6得点に到達。これは球団創設80シーズン目のフランチャイズで歴代2位。ボブ・マッカドゥーの平均26.7得点に次ぐ記録となった。
そのブランソン率いるニックスは、17日の決勝でウェスタン・カンファレンスを勝ち上がったサンアントニオ・スパーズと激突する。2023年のレイカーズ、2024年のミルウォーキー・バックスに続いて、3代目王者に輝くのはどちらのチームになるかは必見だ。
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