2026.03.25
サンアントニオ・スパーズは、3月24日(現地時間23日、日付は以下同)に行われたマイアミ・ヒート戦を136-111で制し、6連勝を飾った。
この日、ビクター・ウェンバンヤマは両チーム最多の26得点15リバウンド5ブロックに4アシストの大暴れ。今シーズンはここまで57試合へ出場し、平均24.3得点11.2リバウンド3.0アシストに加え、リーグベストの3.0ブロックを残している。
そのウェンバンヤマ擁するスパーズは、翌25日終了時点でウェスタン・カンファレンスならびにリーグ2位の54勝18敗。7シーズンぶりのプレーオフ出場に加え、サウスウェスト・ディビジョン優勝を決めており、大躍進のシーズンを送っている。
スパーズにはディアロン・フォックスやステフォン・キャッスル、デビン・バセル、ケルドン・ジョンソンといった好選手たちが在籍しているのだが、その中心にいるのは22歳のウェンバンヤマ。
そこで気になるのは、今シーズンのMVP争い。20日に『NBA.com』へ更新された最新版のMVP候補ランキングでは、シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(以降SGA/オクラホマシティ・サンダー)がトップに立ち、2位にはルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)がランクインし、ウェンバンヤマが3位に入っている。
ヒート戦後、ウェンバンヤマは「MVPのことは考えてきた。今は議論の余地があると思う。自分がリードしていると思っているけど、議論があって当然だろうね。でも、シーズン終了時には議論の余地がないようにしたいと思っている」と口にしていた。
昨シーズンの王者サンダーは、リーグベストの57勝15敗を残し、2位のスパーズへ3.0ゲーム差をつけている。現時点ではそのチームでトップスコアラーを務めるSGAが、2シーズン連続のMVPに輝く可能性が最も高い。
今シーズンはSGAとドンチッチ、ウェンバンヤマのほか、ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)やケイド・カニングハム(デトロイト・ピストンズ)もMVPの有力候補に挙がっているのだが、彼らは“65試合以上”に出場できなければ資格を失うだけに、誰が選ばれるのかは気になるところ。
そこでウェンバンヤマは、自身のストロングポイントをこう語っていた。
「1つ目は、ディフェンスが試合の50パーセントを占める重要な要素だけど、MVPレースでは過小評価されている。僕はリーグで最もディフェンス面で影響力のある選手だと信じている。2つ目は、今シーズンの僕らはサンダーをほぼスウィープし、3試合で圧倒したこと。…3つ目は、オフェンス面の影響力というのは、点を取ることだけではないということ」

今シーズンもブロックショット数でリーグ1位に立つウェンバンヤマ[写真]=Getty Images
今シーズンのスパーズは、王者サンダー相手に4勝1敗と大きく勝ち越し。その要因にウェンバンヤマの存在があったことは間違いない。リーグ3位のディフェンシブ・レーティング110.4を誇るチームで、224センチのビッグマンが強烈なインパクトを与えているのは誰もが感じているはず。
また、スパーズは2月2日以降にNBAベストの22勝2敗(勝率91.7パーセント)と、シーズンが進むにつれて調子を上げている点も見逃せない。ウェンバンヤマはキャリア3年目の22歳だけに、これから先、選手生命を脅かすような大ケガにでも見舞われなければ、いつの日かMVPを受賞する日が訪れることだろう。
それが今シーズンになる可能性ももちろんある。もしウェンバンヤマがシーズンMVPに選出されれば、1994-95シーズンのデイビッド・ロビンソン、2001-02、2002-03シーズンのティム・ダンカンに続いて球団史上3人目となる。
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