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アディダスが河村勇輝のティザー公開…ペイサーズの練習で着用する“CRAZYシリーズ”最新作の正体とは

河村の足元に視線が集まる[写真]=Getty Images

アディダスが示唆した「新たな挑戦」、河村勇輝の足元に変化

 河村勇輝が突如、アディダスバスケットボールの公式SNSに登場した。

 日本のスニーカーマーケットが騒然としている。日本時間7月8日朝、アディダスは「Invitation accepted. 新たな挑戦の始まり」というキャプションとともに、約20秒の映像を公開した。そこでは「Welcome to the Three Stripes Family」と記された一通の手紙が、とある男に手渡される。その人物こそ、インディアナ・ペイサーズの一員としてNBAサマーリーグに参加する河村だった。

 車内に積まれた無数のシューズボックス。河村はその中からアディダスの『Crazy Energy』の最新モデルを手に取る。映像の最後には、アディダスを代表する不朽の名作『Superstar(スーパースター)』を片手に、その場を後にする姿も映し出されていた。

 河村の足元をめぐっては、ここ数日で確かな変化が見られている。ペイサーズの練習風景を伝える投稿では、河村がアディダスの『Crazy Energy』を着用している姿が確認された。昨年は、アシックスが河村と共同開発した『SWIFTACE YUKI』を発表しており、日本バスケットボール界を代表するガードとアシックスの関係性は強い印象を残していた。だからこそ、その流れを知るファンにとって、今回のアディダス公式への登場は、単なる着用以上の意味を感じさせる出来事だったと言える。

■コービーから続く系譜…『Crazy Energy』に受け継がれるDNA

[写真]=Getty Images


 Crazyシリーズには、バスケットボールシューズ史における特別な文脈がある。その源流のひとつにあるのが、故コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)の存在だ。キャリア初期にアディダスと契約していたコービーは、『KB8』や『The Kobe』といったモデルを着用。後にそれらは『Crazy 8』や『Crazy 1』として再解釈され、アディダスバスケットボールのアーカイブを象徴するシリーズとなっていった。

 その系譜を受け継ぐ最新ラインとして注目されているのが『Crazy Energy』だ。今年5月には、アディダス契約選手であるジェイレン・ウィリアムズ(オクラホマシティ・サンダー)が、「Crazy Energy Execution」のプレーヤーエクスクルーシブ(PE)を着用したことが話題に。ヒールには、同選手の愛称である「JDUB」ロゴが配置され、パーソナライズされた一足としてスニーカーメディアでも取り上げられている。

 また、モデル違いの『Crazy Energy+』は、今年1月に当時スニーカーフリーエージェントだったステフィン・カリーがウォームアップで着用。新たな契約先を探していたカリーがアディダスの新作を履いたことで、シューズ市場からも大きな注目を集めた。

[写真]=Getty Images


 昨今のアディダスらしい、近未来的なデザインと低重心を意識した設計、スピードと敏捷性を支える思想は、本作にも継承。ミッドソールには、超軽量クッショニング素材のLightstrikeテクノロジーを搭載しており、これは激しいプレー中も機敏な動きとすばやい反応をサポートする素材で、アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブス)やデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)のシグネチャーにも採用されているものだ。

 もっとも、アディダスが投稿した短いティザーでは、多くは語られていない。だからこそ、想像の余地がある。

 日本の小さな司令塔、河村勇輝アディダスの新たな挑戦とは何なのか。続報が待たれる。

文=Meiji

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