2026.09.15
9月15日(現地時間14日、日付は以下同)。ロサンゼルス・クリッパーズとトロント・ラプターズの2チーム間で、7月1日に合意と報じられていたトレードが正式に発表された。
クリッパーズはカワイ・レナードがラプターズへ移籍し、ブランドン・イングラムとグレイディ・ディック、さらにドラフト1巡目指名権2本(プロテクトなし)、1巡目指名権の交換権1本、そして2巡目指名権2本を獲得する。なお、レナードはラプターズへのトレードを円滑に進めるため、745万ドル(約11億4730万円)相当のトレード・キッカー(トレード成立時に支払われるボーナス)を破棄したと『ESPN』が報じている。
ただ、このトレードはクリッパーズがサラリーキャップ回避の疑いがかけられ、その調査が入ったことで遅れていた。今月上旬、NBAはクリッパーズがサラリーキャップ回避規定に違反したとして、将来のドラフト1巡目指名権5本の剥奪や罰金、オーナーのスティーブ・バルマー氏に対する1年間の職務停止処分など、厳しい処分を発表していた。
レナードにとって、ラプターズは2018-19シーズンに過ごした古巣。そのシーズンにラプターズは球団初優勝を飾り、レナードはファイナルMVPを受賞。当時のロスターで今も残っている選手は皆無で、パスカル・シアカムはインディアナ・ペイサーズ、フレッド・バンブリートがヒューストン・ロケッツ、OG・アヌノビーがニューヨーク・ニックスにおり、ニック・ナースHC(ヘッドコーチ)は現在フィラデルフィア・セブンティシクサーズで指揮を執っている。
とはいえ、ラプターズは昨シーズンにプレーオフへ進出している。スコッティ・バーンズやRJ・バレット、イマニュエル・クイックリーといった選手がおり、2度の優勝経験を持つレナードの加入によって、イースタン・カンファレンス上位を狙える布陣と言えるだろう。
35歳のレナードは、昨シーズンにクリッパーズで65試合へ出場し、キャリアハイの平均27.9得点に6.4リバウンド3.6アシスト1.9スティールをマーク。オールスターとオールNBAセカンドチームに選ばれている。
一方のクリッパーズは、レナードに代わってイングラムがスターター入りし、ディックがベンチに控える見込み。ガードにダリアス・ガーランド、キートン・ワグラー、クリス・ダン、ブラッドリー・ビール、河村勇輝(エグジビット10契約)が在籍。ウイングにはマックス・ストゥルースやデリック・ジョーンズJr.、フォワードに八村塁、センターにブルック・ロペスやアイザイア・ジャクソンらがいる。
29歳のイングラムは、203センチ86キロのフォワード。キャリア10年目の昨シーズンは平均21.5得点5.6リバウンド3.7アシストを残して2度目のオールスター選出。
22歳のディックは、201センチ90キロのガードで、キャリア3年目の昨シーズンに76試合へ出場し、平均14.0分6.0得点1.9リバウンドを残した。
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