2025.01.29

アイザイア・トーマスがGリーグで40得点記録…かつて河村勇輝にエール送った小兵ガード

40得点を挙げたアイザイア・トーマス[写真]=Getty Images
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 1月29日(現地時間28日)、元NBA選手のアイザイア・トーマスがユタ・ジャズ傘下のソルトレイクシティ・スターズの一員として、Gリーグ公式戦に出場した。

 同日にスターズより加入が発表されたトーマスは、本拠地で行われたバレー・サンズ戦にスターターとして初出場。試合開始約2分で3ポイントシュートを決めて初得点を挙げると、立て続けに3ポイントとミドルシュートを沈め連続得点を記録。第2クォーターは中盤から途中出場し、シュートファールを誘ってフリースローで得点を稼いだ。第3クォーターはドライブから得点を重ね、最終クォーターでは3ポイント、ジャンプシュート、フローターなど多彩なオフェンススキルで得点を量産。

 トーマスは約33分の出場で3ポイントシュート4本の成功を含む、40得点8アシスト3リバウンド2スティール、フィールドゴール成功率は46.4パーセント(13/28本)を記録。 チームは115-122で敗れたが、圧巻のパフォーマンスで存在感を示した。

 トーマスは2月7日に36歳の誕生日を迎えるポイントガード。2011年にドラフト60位指名でサクラメント・キングスに入団しNBAデビューを飾ると、ボストン・セルティックスに移籍した2016年と2017年には2年連続でオールスターに選出。身長175センチと小柄だが、闘志あふれるプレースタイルと得点力の高さでファンを魅了した名手だ。

 また、2023年夏には、ワールドカップで躍動した男子日本代表河村勇輝(メンフィス・グリズリーズ)について、「彼は最高だった!俺は見たぞ。小柄なポイントガードとして、俺たちは団結していこう!」とSNS上で反応。同じ小兵ガードとしてエールを送る一幕もあった。

 過去にもGリーグで好成績を残し、NBA入りを果たしていたトーマス。河村とコート上で対峙する可能性もありそうだ。

■試合結果
サンズ 122-115 スターズ
VAL|26|33|30|33|=122
SLC|29|32|28|26|=115

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