2018.09.14
1月13日(現地時間12日)、ロサンゼルス・レイカーズのレジェンド、ジェームズ・ウォージーがレイカーズの現状について、現地メディア『ESPN』に語った。
ウォージーは1980年代、現在はバスケットボール運営部門代表を務めるアービン“マジック”ジョンソンやカリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか)らと共に、チームディフェンスから華麗なファストブレイクを連発した“ショウタイム・レイカーズ”の主軸を担った。ウォージー自身は3度の優勝を経験し、特に88年のファイナル(対デトロイト・ピストンズ)の第7戦では36得点16リバウンド10アシストと大活躍し、ファイナルMVPに輝いたフォワードである。
今季開幕前、マジックは自身とウォージーがコートを駆け抜けた当時のレイカーズのように、新人ロンゾ・ボールと2年目のブランドン・イングラムによる“ショウタイム”を思い描いていた。
最近は現地メディア『Spectrum SportsNet』でレイカーズのアナリストを務めるウォージーは、「(ロンゾとイングラムは)後継者として重責を担っている」と言及。「マジックはレイカーズに来て、ルーク(ウォルトン)をヘッドコーチとして招へいし、速いペースのゲームスタイルを持ち込もうとしている。その中で、ロンゾ・ボールはマジックのような才能を持っていると思う、マジック(206センチ)ほど大きくはないが、198センチあるし、バスケットボールIQもある。それにロンゾは他の選手にはない、コートビジョンを持っている」とウォージー。
ウォージーはボールについて高く評価しており、「今後は彼がパスすることによって活きてくる選手、たとえば良いシューターを彼の周りにもっと配置することになるだろう。私が思うに、人々は今後、彼がいることをありがたく思うだろう。そして彼がアンセルフィッシュな選手であり、このチームにもたらすことに対して、感謝するはずだ」。
そして「コービー(・ブライアント/元レイカーズ)が引退後、レイカーズは若い主力選手を複数擁しているが、ロンゾ・ボールがポイントガードとしてチームにもたらすことができるものを理解していると思うよ。私はレイカーズが今、いい位置にいると本当に思っているし、マジックが来年、(良い選手を)連れてきてくれると思っている」とウォージーはチームについて語った。
1月15日(同14日)現在、レイカーズは15勝27敗でウエスト12位。今季プレーオフに出場できるか、今夏大物フリーエージェント(FA)がレイカーズと契約する保障はどこにもないものの、ボール、イングラム、カイル・クーズマといった若くて才能豊かなロースターは魅力的。マジックがどのようにチームを強化していくのか、とても興味深いことは間違いない。
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