2018.02.01

【NBA】オールスター出場選手紹介 TEAMレブロン④/ラマーカス・オルドリッジ(サンアントニオ・スパーズ)

2年ぶり6度目の選出となったオルドリッジ[写真]=Getty Images
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2月19日(現地時間18日)に迫った「NBAオールスターゲーム2018」。今年はイースタン・カンファレンスとウエスタン・カンファレンスによるゲームではなく、レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ)がキャプテンを務める「TEAMレブロン」と、ステフィン・カリー(ゴールデンステート・ウォリアーズ)がキャプテンを務める「TEAMステフィン」というオリジナルチームの対決という形で行われる。そこでバスケットボールキングでは、今年のオールスター出場選手を、チーム別でそれぞれ紹介していく。

■TEAMレブロン選手紹介④
ラマーカス・オルドリッジ(サンアントニオ・スパーズ)
センター/211センチ/118キロ/キャリア12年目

<NBAにおける主な記録・功績>
オールNBAセカンドチーム選出:1回(2015)
オールNBAサードチーム選出:3回(2011,14,16)
オールスター選出:6回(2012,13,14,15,16,18)

<2017-18シーズン 個人成績>
平均34.1分22.4得点8.5リバウンド1.9アシスト1.2ブロック
※2月1日(現地時間1月31日)終了時点

名将ポポビッチHCも絶賛するパフォーマンスでスパーズをけん引
 2015年夏にポートランド・トレイルブレイザーズからスパーズへと移籍し、3シーズン目となった今季は、オルドリッジ自身も納得のいくプレーができていることだろう。過去2シーズン、オルドリッジはスパーズにおける自身の役割について不満を持っていたが、グレッグ・ポポビッチHCとミーティングの場を設けたことで、今季はスパーズ加入後初となる平均20得点以上をマーク。大黒柱のカワイ・レナードが欠場を続ける中、スパーズをウエスト3位(34勝19敗)という好位置へと導く原動力となっているのだ。

長い腕を活かして放つフックショットは、左右どちらの手でもフィニッシュへ持ち込める[写真]=Getty Images

 ポポビッチHCは今季のオルドリッジに対して、複数の現地メディアへ「彼はオールスターに値する選手。オフェンスとディフェンスの両面、そしてリーダーとして、すべてが組み合わさっている」と称賛。オルドリッジも「今はポートランドにいた時のように自信を持ってプレーできている」と手ごたえを感じている。高い打点から放たれるミドルレンジジャンパー、ポストプレーから繰り出すターンアラウンドショットやフックショットを軸に、出場した50試合すべてにおいて2ケタ得点を挙げている安定感が光る。オールスター選手をNBA史上最長となる20シーズン連続で輩出中のスパーズにおいて、今季はオルドリッジこそがベストプレーヤーと言っていいだろう。オルドリッジは、ヘッドコーチ投票によりリザーブ選出されたことが当然と思えるほどのパフォーマンスを見せている。

<オールスターモーメント>
先発出場した15年は放った3ポイントをすべて成功!
 以前「俺のプレーは地味だから、オールスターに向いてないよ」と語ったことがあるオルドリッジ。過去5回出場した中で、20分以上プレーした年はなかったが、唯一先発出場した15年は、4本の3ポイントシュートすべて成功を含む18得点をマークした。

<今年のオールスターにおける注目点>
シグニチャーシューズを持つ選手たちとの談笑?
 ブレイザーズ時代の相棒デイミアン・リラードはTEAMステフィンのため、対戦相手としてオールスターで再会。チームメートのケビン・デュラントがテキサス大オースティン校の後輩ということ以外、特に大きな共通点はない。ただし、ジョーダンブランドをはじめ、大のシューズ好きのため、チームメートとなるラッセル・ウェストブルックポール・ジョージなど最近シグニチャーシューズの新作が発表された選手たちとの会話が弾みそうだ。

デュラント(右)とは同じカレッジ出身。黙々とプレーするところは似ている部分かもしれない[写真]=Getty Images

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