2018.08.06
6月11日(現地時間10日)、キャリア15シーズン目を終えたマイアミ・ヒートのドウェイン・ウェイドが、複数の現地メディアに対して現状を語った。
今夏制限なしフリーエージェント(FA)となるウェイドだが、来季プレーするかどうかを決めかねているという。「俺がプレーできるということは、人々へすでに証明した」と語ったウェイドは、現状についてこう話していた。
「現時点では(来季も)プレーしたいとは思ってる。もし俺が戻ってバスケットボールをプレーするならば、是非ともマイアミでプレーしたいね」。
だが今季途中、クリーブランド・キャバリアーズからトレードされたからなのか、少し不安げにこう続けている。
「このリーグで何が起こるかなんて、誰にもわからない。そこがクレイジーなところさ。俺だってマイアミを離れるとは思ってもみなかった。俺はずっとマイアミにいたかった。でも突如として何かが起こるんだ。だから現時点ではバスケットボールをプレーするかどうか、じっくり検討している」。
昨季までのキャリア14シーズンのうち、ウェイドは13シーズンをヒートでプレー。昨季はヒートとの契約が金銭面で折り合わず、故郷であるシカゴ・ブルズへ移籍。今季開幕前にブルズとバイアウトが成立し、親友レブロン・ジェームズがいるキャブスと契約するも、今年2月にドラフト2巡目指名権との交換で古巣ヒートへ。昨季までウェイドはほぼすべての試合でスターターを務めていたのだが、キャブスの一員として迎えた今季は、チーム成績不振と自身のショットが不調だったこともあり開幕4試合目からベンチスタート。今年2月にヒートへ移籍してからも、ベンチからチームのプレーオフ進出をサポートしていた。
キャブスとヒートでプレーした今季、ウェイドは平均22.9分11.4得点3.8リバウンド3.4アシスト。リバウンドを除く主要成績は軒並み自己最低となっており、かつてのスーパーエースだった姿はなかった。
それでも、フィラデルフィア・セブンティシクサーズとのプレーオフ1回戦では平均16.6得点4.2リバウンド3.6アシスト1.4スティールと活躍。第2戦では決勝弾を含む28得点を挙げるなど、まだまだ一線級でプレーできることを証明。
来季の去就はまだ不透明ではあるものの、現役続行となれば、コート上に十分なインパクトを残すことができるはずだ。
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