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9月19日(現地時間18日)、現地メディア『AP』が、ディオン・ウェイターズ(マイアミ・ヒート)はトレーニングキャンプには参加しないだろうと報じた。
ヒートのバスケットボール運営部門代表を務めるパット・ライリー氏は、同メディアに対してこう述べている。
「我々のメディカルチームとトレーニングスタッフがディオンの治療とリハビリをしており、バスケットボールがプレーできる許可が下りるまではコートに戻らないでしょう」。
ウェイターズは昨季、先発シューティングガードとしてプレー。平均30.6分14.3得点2.6リバウンド3.8アシストを記録していたものの、2017年12月23日(同22日)に行われたダラス・マーベリックス戦を最後に左足首の負傷で戦線離脱。今年1月中旬の時点で、復帰まで約10か月かかると診断されていた。
昨季のヒートはウェイターズ離脱後、タイラー・ジョンソンやジャスティス・ウィンズロウをスターターで起用してきた。開幕戦の出場も微妙なため、おそらく今季序盤もこの2選手を中心に、ヒートはスターターを組むことになるだろう。
バックコートでコンビを組んでいたゴラン・ドラギッチは「彼はきっと、自分自身にとってベストなのは何かわかっているはずだ。僕らが彼のことを必要とするときに、戻っていることができたらいいね」とウェイターズに対して語っている。1月中旬から10か月後となると、ウェイターズの復帰は早くても11月中旬、あるいはシーズン中盤になるかもしれない。
今季のヒートにはジョンソンのほかにも、ジョシュ・リチャードソンやウェイン・エリントン、ロドニー・マグルーダーと、シューティングガードをこなせる選手が複数おり、ウェイターズ不在の期間も十分カバーできる選手層の厚みを持っている。
また、先日ラストシーズンと公表し、1年約240万ドルで再契約した大ベテラン、ドウェイン・ウェイドが控えていることも大きい。「ドウェインが戻ると決断してくれて、我々は非常に感謝している。このチームが勝利するうえで、彼は重要なプレーを決めてくれると私は信じている。彼にはそれができるからね」とライリー氏も期待しており、ウェイターズ不在でも、十分乗り切ることができるロースターと言っていい。
ウェイターズはここ2シーズン、連続して50試合未満の出場に終わっているため、万全のコンディションまで回復させてコートに戻ってきてほしいところだ。
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