2018.12.23
11月13日(現地時間12日)、リーグトップの12勝1敗を記録中のトロント・ラプターズが、ホームのスコシアバンク・アリーナでニューオーリンズ・ペリカンズとの一戦に臨んだ。
右足首のねんざにより、2試合連続でニコラ・ミロティッチ(平均20.6得点11.7リバウンド)を欠いたペリカンズは、ジュリアス・ランドルを先発に抜てき。
試合は序盤からペリカンズが優位に進めていった。ADことアンソニー・デイビスがアリウープをダンクでたたき込み、イートワン・モアやウェズリー・ジョンソン、ドリュー・ホリデーが加点し、第1クォーター中盤に6点をリード。
E'Twaun Moore drops a game-high 30 PTS in Toronto! #DoItBig pic.twitter.com/F5hI9BwElK
— NBA (@NBA) November 13, 2018
するとラプターズもカワイ・レナードやサージ・イバカ、パスカル・シアカムのショットで同点に追いつく。その後、両チームは点の取り合いを演じ、ペリカンズ2点リードの31-29で最初の12分間を終える。
第2クォーター。ラプターズはヨナス・バランチュナスのフリースロー2本で同点とすると、OG・アヌノビーの3ポイントで逆転。だがペリカンズはランドルのショットとダリアス・ミラーの長距離砲、ランドルのジャンパーで再びリードしていく。
そこからラプターズは一度、同点に追いついたものの、ペリカンズは攻撃の手を緩めず逆転を許さない。前半を終えてペリカンズが66-61とラプターズに5点差をつけた。
第3クォーターに入ると、ラプターズが同点に追い上げる中、デイビスの3ポイントでペリカンズが再び引き離し、そのままリードを広げる。ラプターズから最大13点のリードを奪うなど主導権を握る。
最終クォーター序盤。ラプターズはベンチ陣の活躍で7-0のランで6点差としたものの、ペリカンズは8連続得点とお返しし、一気に2ケタへとリードを広げる。そこからラプターズは9点差まで追い上げるのがやっとで、最終スコア126-110でペリカンズが制し、3連勝。今季成績を7勝6敗とした。
勝利したペリカンズでは、モアがゲームハイの30得点、ホリデーが29得点14アシスト、デイビスが25得点20リバウンド6アシスト2ブロック、ランドルが17得点12リバウンド4アシストを記録。
シーズンハイの30得点を挙げたモアは試合後、『AP』へ「1本目を決めた時、今日は絶好調だと思った」とジョーク交じりにコメントしたが、デイビスは「彼の活躍なしに、この試合の勝利はなかった。今夜の僕らにとって、彼の存在は大きなものだった」と評した。
ペリカンズのアルビン・ジェントリーHCはホリデーを絶賛。「ドリューはフロアーの司令塔としてすばらしかった。それにディフェンス面でも申し分ない活躍を見せてくれた。カワイ(・レナード)のショットを20投中わずか7本のみの成功に抑え込んだのだから、彼は際立った働きをしたということ」と語っている。
ラプターズではシアカムが22得点3ブロック、レナードが20得点6リバウンド、イバカが19得点14リバウンド、アヌノビーが17得点3スティール、フレッド・バンブリートとデロン・ライトがそれぞれ10得点、カイル・ラウリーが11アシスト。
ラウリーは「僕らは今夜、彼らのやりたいようにプレーさせてしまった。僕らは自分たちのバスケットボールをプレーできなかったんだ」と敗因を述べた。
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