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4月19日(現地時間18日)に行われたデンバー・ナゲッツ(1勝1敗)とサンアントニオ・スパーズ(1勝1敗)によるファーストラウンド第3戦。
スパーズのホーム、AT&Tセンターに会場を移したこの試合は、スパーズのキャリア2年目デリック・ホワイトが先取点となるレイアップを放り込むと、前半だけで26得点の大暴れ。第3クォーターにはデマー・デローザンが19得点をたたき出すなどスパーズが優位に試合を進めて、最終スコア118-108でナゲッツを下した。
「僕はただ、敵意むき出しでプレーしていただけ。若い頃からずっと、僕はこのスタイルでやってきた。コートに出たら競い合って、楽しんでいるよ」と試合後に明かしたホワイトは、この試合でフィールドゴール21投中15本(うち3ポイントは4投中1本)、フリースロー6投中5本を決め切り、キャリアハイとなる36得点に5リバウンド5アシスト3スティール1ブロックの大活躍でスパーズにシリーズ2勝目をもたらす殊勲者に。
これにはスパーズのグレッグ・ポポヴィッチHCも「彼は間違いなく注目に値する選手。ほかになんて言えばいいか、私には分からないね。(オフェンスとディフェンスの)両エンドですばらしいプレーをみせてくれた」とホワイトを絶賛。
スパーズではホワイトのほか、デローザンが25得点5アシスト3スティール、ラマーカス・オルドリッジが18得点11リバウンド5アシスト、ルディ・ゲイが11得点10リバウンド、ヤコブ・ポートルとブリン・フォーブズがそれぞれ10得点をマーク。
敗れたナゲッツではニコラ・ヨキッチが22得点8リバウンド7アシスト、マリーク・ビーズリーが20得点9リバウンドを挙げたほか、4選手が2ケタ得点を記録するも敗北。第2戦の第4クォーターだけで21得点を奪い、大逆転の立て役者となったジャマール・マレーはわずか6得点に終わった。
「彼らはペイント内へうまくアタックしている。僕らのペイントエリアで生き生きしていた。これはガードの選手たちだけでなく、僕らビッグマンにも責任がある。僕たち全員が規律を守って、もっともっとフォーカスしていかないと」とヨキッチが口にしたように、この試合でナゲッツはペイント内の得点で42-62と圧倒されてしまった。
21日(同20日)に行われる第4戦では、ペイント内のディフェンスに加え、このシリーズのラッキーボーイとなりつつあるホワイトへの対策も、ナゲッツ勝利には不可欠な要素となるだろう。
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