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7月10日(現地時間9日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズがベテランガードのショーン・リビングストンを解雇した。
キャリア14シーズン目となった昨季、リビングストンは64試合すべてでベンチスタート。平均15.1分4.0得点1.8リバウンド1.8アシストを残し、プレーオフでは22試合(うち先発は2試合)に出場し、平均14.6分4.0得点1.4リバウンド1.4アシストを挙げていた。
5年連続のNBAファイナル進出を果たしたウォリアーズは、今夏クレイ・トンプソン、ケボン・ルーニーと再契約を結ぶも、ケビン・デュラントがブルックリン・ネッツへ移籍したことを皮切りに、デマーカス・カズンズとクイン・クックがロサンゼルス・レイカーズへ。
デュラントとのサイン&トレードでオールスターガードのディアンジェロ・ラッセルを獲得したものの、サラリー超過によりアンドレ・イグダーラをメンフィス・グリズリーズへ、デイミアン・ジョーンズをアトランタ・ホークスへ放出。
これらの見返りとして、ウォリアーズはオムリ・スペルマン、フリーエージェント(FA)戦線でウィリー・コーリー・スタイン、アレック・バークスという新戦力を加えたのだが、新たにリビングストンと決別することに。
9月11日に34歳を迎えるリビングストンは、201センチ87キロのポイントガード。3ポイントシュート成功率はキャリア平均17.8パーセント、ここ2シーズンは7本放って成功はゼロと、レパートリーにはないものの、高さを活かしたポストプレーやミドルレンジから繰り出すプルアップジャンパーで得点でき、ディフェンスでは献身的な働きで貢献できる好選手。
昨季終了後に引退することをほのめかしていたものの、リビングストンは現役続行を決断。アウトサイドシュートを期待することはできないとはいえ、3度の優勝経験、5度のファイナル出場経験を誇る点はやはり魅力。持ち前の経験と自身の強みを駆使できれば、プレーオフチームや優勝を狙うチームでまだまだ貢献できるはず。
5シーズン過ごしたウォリアーズを退団し、FA戦線に参戦するリビングストンが、今季どのチームでプレーすることになるのか。今後の動向が気になるところだ。
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